徳川ミュージアムでは7月8日(水)まで
企画展 徳川家康公顕彰400年記念「家康公と御三家展」を開催中です!
展示中の作品の中からいちおし作品をご紹介するこのシリーズ
先日一度ご紹介した「武庫刀纂(ぶことうさん)」ですが、
こちら大注目の作品なので再登場してもらいましょう
武庫刀纂は太刀や脇差、短刀を詳細に写生した図と伝来を記した水戸徳川家の刀剣帳です
水戸徳川家の刀剣類を後世に伝えるために、
水戸藩8代藩主徳川 斉脩(とくがわ なりのぶ)が編纂したものです。
その中でも今回は「燭台切光忠(しょくだいぎりみつただ)」のページを展示中!
こちら伊達政宗が家臣を切った時にそばにあった青銅の燭台まで切れたという逸話からこう呼ばれるようになったそう。
武庫刀纂には、水戸藩2代藩主・徳川光圀が伊達正宗からこの逸話を直接聞き、「燭台切光忠(しょくだいぎりみつただ)」を欲しいとお願いすると、一度は断られるも最後は譲り受けるという話が記されています。
この「燭台切光忠(しょくだいぎりみつただ)」ですが、刀剣乱舞というゲームにキャラクターとして登場しているんです!
今とっても注目していただいているようで大変うれしいです!
ありがとうございます!
燭台切光忠は残念ながら関東大震災で被災刀となってしまいました
今も焼刀の状態で博物館に保管されています。
しかーし「武庫刀纂」には火が入ってしまう前の美しい姿が描かれているのです
波紋の形もしっかりみえますよ!!これは見逃せません!!!
ぜひこの機会にご覧くださいね!
特別な年の特別な展覧会をお楽しみに、ゴールデンウィークはぜひ徳川ミュージアムにお越しくださいね!
お待ちしております!
企画展 徳川家康公顕彰400年記念「家康公と御三家展」
会期:2015年4月25日(土)~7月8日(水)
休館日:月曜日(5月4日は開館します)
入館料:大人1,080円 小中学生702円 (徳川家系図付き)
http://tokugawa.gr.jp/kikaku/detail.php?kind=2
さそ