日本オラクルは、小規模システム向けにデータベースクラスタシステムを低価格で構築するパッケージ「Oracle Real Application Clusters for Standard Edition導入パッケージ」をパートナー各社と協業して提供すると発表した。
ハードウェア込みで400万円台からの低価格を実現
発表されたのは、大規模システムで実績を持つデータベースクラスタシステム「Oracle Real Application Clusters」(RAC)を、中小規模システムに低コストで導入するためのパッケージ「Oracle Real Application Clusters for Standard Edition導入パッケージ」(以下、SE RAC導入パッケージ)。SE RAC導入パッケージは、「Oracle Real Application Clusters for Standard Edition」 (SE RAC)の導入に必要な製品を組み合わせて400万円台からの低価格で提供する。具体的には、SE RAC、「Oracle Database Standard Edition」と、推奨ハードウェア構成一式、OS、導入サービスが含まれる。
現在、同パッケージを提供するパートナーは、大塚商会、キヤノンマーケティングジャパン、デル、日本IBM、日本ヒューレット・パッカード、日立製作所の6社。日本オラクルによれば、参加企業は今後も順次増える予定とのこと。