あんぎゃ~! ACアダプタが萌えた! じゃねーっ!
ACアダプタが燃えた───ッ!
いつも通り夜中に電池の実験をしながら原稿を書いていると、部屋の隅からチリチリチリ……という嫌な音。これは電気関係のトラブルっ!? と部屋を見渡すも、5秒もするとシュー! という音とともに、強烈なオゾン(昔の地下鉄の臭い)の臭いが部屋に充満する。どこかでショートしている!?
パソコン? 問題ナシッ! 電灯? 問題ナシッ! パソコン周りのコンセント? 問題ナシッ! くっそー! どこだっ!? ふと部屋の片隅にあるテーブルタップを見ると、かすかに煙が上がってるじゃないか! これだ! とACアダプタの刺さっている状態でテーブルタップを持ち上げると
うぉぁ熱ちっちちちっ~!
なんとACアダプタが燃えていたのだ! 急いで煙の昇っているACアダプタをテーブルタップから外すと、ご覧のとおりだ。
ケース変形してるし! あまりにも熱くて触れないので、しばらく冷ましてから分解してみると……、
いい感じに燃えてます!(笑)
よくメーカーが「ACアダプタが発火する恐れがある」として、回収している話は見聞きするが、実際に燃えたACアダプタってのは見たことないぞい! 試しにGoogleで画像検索してもそんなモノは見つからない! それほどまでにこの写真は貴重だ! 皆さんの家宝にしていただきたい!
さらに分解を続ける、部品面も焼けている……。
延焼の状態から見て、原因はトランス(交流100Vを12Vに変換するパーツ)の100V側にありそうだ。これは韓国産の古い液晶ディスプレイのACアダプタなのだが、ディスプレイは省電力モードになっているので、さほど電力を食っているわけでもない。ACアダプタの接続も問題ないし、ディスプレイ側にも問題なかった。つまり、ACアダプタの自然発火だが、それ以上の原因は究明できなかった。老化によるものなのか、他に原因があるのか不明だ。とくにリコールされている製品でもないのに、この状態なので火事には十分注意してほしい。
と、ここまで紹介したACアダプタの発火は、実は電池の実験とはまったく関係ない。実験機のモニターなんで多少は関係するが、単に誰かに見てほしかっただけだっ!
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