春も深まる4月10日の夜、東京・渋谷で、Twitter界隈で話題のデジタル名刺「Poken」(ポーケン)ユーザー100人が一堂に会する一大パーティーイベント、その名も「PokenNight」が開催された。
主催はブロガーのcazuki氏、トミモトリエ氏、ふっちー氏からなるイベントチーム「HiMA」(ハイ・エム・エー)。日本法人Poken Japanもゲスト参加し、奇才パフォーマーMerce Deathのライブが挟まってくるなど、何でもありのパーティーとなった。
「小鳥ピヨピヨ」や「Gizmodo Japan」でおなじみのいちる氏など有名ブロガーも参加したイベントレポートは後半に回すとして、そもそも「ここまで話題になるPokenって何なのだ?」というところから紹介しよう。
なぜTwitterユーザーにPokenが人気なのか?
Pokenはスイス生まれの名刺ガジェットだ。今年3月に日本に上陸したばかりにも関わらず、amazonなどECサイトでは売り切れが続出し、現在も品薄状態が続いている。購入者は主にmixiやTwitterなどSNSで複数アカウントを持っているユーザーだ。
Pokenでできるのは「SNSアカウントの名刺交換」。情報を登録しておけば、Poken同士をタッチすることでアカウントデータを交換できる。また、受け取ったデータをオンラインで管理できるため、使用アカウントが増えたり、ブログのアカウントが変わったりといった情報もつねに確認可能だ。
タッチで交換できるのは、タッチした日付と時間、個体番号の3つ。Pokenをパソコンに接続し、タッチした記録と個体番号をサーバーにアップロードすることで、タッチしたユーザーとプロフィール情報が交換できる仕組みだ。
ただしPokenの中に記録できるのは「64件まで」なので注意。それを超えると、最初にタッチした人の記録が消えてしまう。複数のPokenを同時に使うか、一度パソコンに接続してサーバー上にデータを移しておく必要がある。