黒ビールファンにとっては、うれしい商品が登場する――。
キリンビールは9月20日、黒ビールの上に氷らせた泡を載せる「一番搾り フローズン〈黒〉」を展開していくと発表した。同社では5月から「フローズン〈生〉」を発売しているが、ラインアップを追加することでビール市場の活性化を図っていきたい考えだ(関連記事)。
フローズン〈黒〉の特徴は、〈生〉とほぼ同じ。独自のサーバーでマイナス5度のフローズン状の泡をつくり、それをビールの上に載せる。泡がシャリッとしているので食感が楽しめるほか、ビールの上に載せた泡がフタの役割をして、約30分飲みごろの冷たさが続く。
〈黒〉と〈生〉の違いといえば、やはり味。〈黒〉を飲んでみると、香ばしさとまろやかなコクを楽しむことができる。また黒ビールを使った泡も用意しているので、コクとまろやかさを堪能したい人にはオススメ。一方、飲みやすさを楽しみたいという人には、従来の泡を載せたほうがいいだろう。
フローズンといえば夏のイメージが強いが、キリンビールでは12月に「Happy! Frozen」を企画。通常のビールでは泡に装飾することはできないが、フローズンであれば泡が堅いのでちょっとした飾りをつけることができる。「クリスマスシーズンにはビールの味だけではなく、見て楽しんでいただければ」(担当者)と新たな提案をしていくそうだ。
フローズン〈黒〉を扱うお店は、9月20日現在で17店舗。年内には〈生〉を扱うお店を合わせて、1300店舗にまで拡大していく予定だ。
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