にじいろ安場in浜松

静岡県浜松市を中心に
「LGBTを含むセクシュアルマイノリティが暮らしやすい社会の実現」
を目指す団体です

大河内議員の発言について

2015年06月25日 | ACTION=LIFE
今回の大河内議員の発言について
「HIV感染の中心、懸念の声」発言内容はこちら
http://www.asahi.com/articles/ASH6S5QGWH6SPIHB026.html

大河内議員HPの連絡先フォームに以上の文章を送らせていただきました
ちなみにこちらがオフィシャルサイトです
http://okochi.org
ぜひみなさんも思った事があれば
どんな短い文章でも構いません
「傷つきました」だけも構いません
匿名でも構いません
大河内さんにぜひ直接届くように伝えてみてはどうでしょうか
以下がにじいろ安場 代表としてメールした内容となります

*ちなみに私は「同性愛者当事者として」からの発言でしかありません
同性愛以外のセクシュアリティからの視点は抜けていると思います
ぜひ同性愛以外の視点から思う事があればぜひ直接大河内議員に
メールをしてください、お願いします
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
はじめまして
静岡県浜松市で「にじいろ安場」という
セクシュアルマイノリティの支援をしている代表のものです

朝日新聞デジタルでの記事を読み
メールを打っています

今回のLGBTやHIV/AIDSに対する発言について
大変残念に思うと共に、私自身同性愛者として深く傷つきました

ちなみに私自身環境など後天的に「同性愛」になったのではなく
多くの異性愛者と同じように「気づいた時には」私は男の子が好きでした
私の周りにいる同性愛者のほとんどが例外なく
生まれた時から性的指向が同性に向いているという事も事実です
これだけはどうやっても変えられない事実であり
今回の発言全てをその場で聞いているわけではないですが
この記事の内容が事実であれば
「同性愛は後天的である」
というあなたの発言は確信を持って間違っていると言えるでしょう

そしてセクシュアルマイノリティはいつもあなたの隣で生活をしています
ただあなたが気付かないだけなのかもしれません
あなたの大切な人がセクシュアルマイノリティ当事者であったなら
今回のような発言が同様にできるでしょうか

セクシュアルマイノリティ当事者またその周りに一緒に生活をしている人達
HIV/AIDSと共に生きている当事者またその周りに一緒に生活をしている人達
多くの人達が大河内さんの発言で傷つくでしょう
「あなたは差別をするつもりがなくても」
僕のお父さんやお母さん、兄弟や親戚、大切な友達も同様です

もう一度セクシュアルマイノリティ当事者の立場に立って
今回の発言を振り返ってもらえるとうれしいです

端的に傷ついた事と同性愛は後天的ではない
という事だけ書こうと思っていましたが思ったより
長い文章になってしまいました

私は今回の発言について取り消しをする必要はないと考えています
次回の市議会議員にてあなたがちゃんと市民から選ばれるかを
私たちセクシュアルマイノリティのネットワークはちゃんと見ています
ぜひ議員の活動に邁進してください

これからもあなたの活動を
「keep watching」しています

それでは失礼します

最新の画像もっと見る