2014年ブエルタ・ア・エスパーニャ第11ステージで落車に巻き込まれ、右肩甲骨を骨折したナイロ・キンタナ(モビスター)の手術が無事成功した。モビスターの公式サイトが伝えている。
手術を担当したパンプローナのクニリカサンミゲール病院の整形外科医ヘスス・アロファロ医師は、キンタナの骨折個所は「う口突起」と呼ばれる肩甲骨の一部だったと説明した。
「この種の骨折は非常に珍しい。さまざまなスポーツマンが見舞われるが、スポーツの全骨折の中でわずか1%。肩甲骨骨折の中でもわずか10%だ。我々は2本のボルトで固定した」
「体中に擦過傷もある。特に肩の背中側だ。しかし、他の骨組織にケガはなかった。実際、昨日から今日にかけて彼はかなり改善した」
今後の治療については「通常のプロセスでは、右腕を2~3週間三角巾で吊ることになる。その後は腕を動かせるし、自転車に乗れるだろう。2~4週間以内だ。6~8週間で競技を始められる。すべてが順調なら、明日には帰宅できる」と、話していた。
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