ま、ちょっと
そして、肉中心のコンビニ弁当はカロリーが多い。
と思っている人は多し。ちなみに、ステーキとハンバーグのカロリー比較をしてみるといいよ。
参考⇒米国食肉輸出連合会:だからヘルシー:カロリーを比較してみよう
これはもうちょっと言及。非難じゃないので短絡的に受け止めないでね。
で。
一食だけで成人男性が一日に必要な肉の摂取量を満たしてしまうこともある。
「一日に必要な肉の摂取量」?
栄養学にそんな概念はないよ。あるのは、肉ならたんぱく質。
で。
ちなみにたんぱく質の推奨量は60g/日。
上限は総エネルギーの20% 。
ほいで、
たんぱく質エネルギー比率(%)= たんぱく質(g)×4/総エネルギー(kcal)×100
仮に男で2000kcalとすると100g。
豚ロース100g中のたんぱく質は、22.7g。
ざっくり見て、肉500gぐらい食うと、この上限量になる。
というわけで、米軍の場合、ステーキは1ポンドと言われる。
で、上限ではなく推奨量だとして、そんなにコンビニで満たせる? というかそのあたりを他のタンパク源と合わせて考えることが重要。
コンビニ弁当の肉の量についてはむしろ少ないし(原価がかかる)。
で、と。
ぶくまより⇒はてなブックマーク - 生き延びるための料理 - 萌え理論Blog
2007年11月26日 tetracarbonyl 魚の缶詰とスパゲッティとかおにぎりのコンボで、気休めに野菜ジュースってのもサバイバーかも、っていうかおにぎり握ってオカズだけ買うのが賢いんだよなコンビニは、肉より揚げ物とか炭水化物にかたよるから。
そう、それがつまり ⇒似たような話、お料理 - finalventの日記
栄養についての知識があればコンビニ弁当はそれほどジャンクじゃない。ちなみにサプリメントでとっとけはビタミンB群。
あと外食やコンビニは原価計算がつきまとう。
お腹いっぱいならデンプンと油に塩と化学調味料と僅かな具でできるっていうか、それが外食の正体。
ということ。
もうちょっというと、「魚の缶詰とスパゲッティ」あたりは備蓄でいい。
あと⇒「 長寿世界一は沖縄 その秘密は豚肉食だった―ダイエット食は、ボケ・早死を招く: 本: 松崎 俊久」
まあ、豚でなくてもいいけど、アミノ酸をバランスよく取らないと脳も体も動けない。というか、脳機能にアミノ酸がとても重要。
参考⇒アミノ酸と神経伝達物質 アミノ酸が見えてきた 協和発酵 ヘルスケアステーション【開設!アミノ酸講座】
脳内タンパク質はタンパク質を構成する20種類のアミノ酸のいずれかで構成されていますが、そのうちトリプトファン・リジン・スレオニン・バリン・イソロイシン・ロイシン・メチオニン・フェニルアラニン・アルギニン・チロシンの10種類のアミノ酸は私たちの脳内では作られないので、食物から摂取したアミノ酸を供給しなければなりません。
で、これらをどう効率よくサポートするか。
ああ、と。
これもちょっと言及。
消費者の嗜好か、野菜の値段変動か、原因は色々あるだろうが、コンビニ弁当の具は肉が多い。そして、肉中心のコンビニ弁当はカロリーが多い。一食だけで成人男性が一日に必要な肉の摂取量を満たしてしまうこともある。だから毎日食べているとメタボってしまう。もちろん、コンビニ弁当に限らずファーストフードは肉が多いが、牛丼など他のファーストフードも持ち帰れる場合が多いので、応用が効く。
メタボは医学的な概念かどうが疑問が残るが、おそらくGIの影響のほうが大きい。つまり、急速にインスリンを上げる食い物。つまり、デンプン。
人間の身体はそんなに良質なデンプンを食えるように出来ていない。
参考⇒メタボリックシンドローム - 産経新聞社
ちなみに、GIを下げるには食物繊維もだけど、酢でもけっこういける。
参考⇒(社)神奈川県栄養士会
でと。
ああ、うーむ、くどいけど、重要かもなので、言及しておこう。
今回の提案は、「まともなものを食う」ためではなく、単に成人病で死なないための必要最低限のものだ。つまり、ライフハックではなくサバイバルなのである。
というのであればもういちど栄養学の基本を見直したほうがいいのでは。(くどいけど揶揄ではないので再検討してみては?)
追記
うひゃ全然通じてない。かくまで通じないものかと感動的。
⇒肉中心のコンビニ弁当は思ったほどカロリーが多くないか? - 萌え理論Blog
意味不明。「ステーキとハンバーグのカロリー比較」をしても、「肉中心のコンビニ弁当はカロリーが多い」ことに何ら変わりはない。
肉の部位や調理によってカロリーは大きく変わるのだから、結果、大きく変わってくるよ。
もいちど⇒米国食肉輸出連合会:だからヘルシー:カロリーを比較してみよう
「スパゲティなどステーキよりずっとカロリーが高いのです」となると、肉はカロリーの目安にならない。
「肉中心のコンビニ弁当はカロリーが多い」ということはない。
コンビニ弁当の作り方の問題であって肉は主要因ではない。カロリーを上げているのは肉の部分ではなく、脂肪や糖質になる部分。
次。
これも意味不明。タンパク質の摂取量ではなく、「肉の」摂取量と明示しているのだから、誤読・曲解だと言わざるを得ない。
っていうか、「「肉の」摂取量と明示」されても、栄養学的に意味ないんだよ。栄養というのは、炭水化物、脂肪、たんぱく質、ミネラルというふうに分析的に考える。肉の摂取量なんてないんだってば。肉の摂取というのはたんぱく質を基本に考える。
飯やパンなど他に何も食べずに肉だけ500g食べて、タンパク質だけ帳尻を合わせるような不自然な計算が「栄養学の基本」なのか。なぜ肉500gの基準になってしまうのか、それを満たさないといけないのか、全く理解できない。揶揄にすらなっておらず、単にナンセンスである。
もとの文章ちゃんと読めよ。そんなことは言ってないよ。米兵のように肉体を酷使する仕事の場合は、たんぱく質の上限まで取るというだけのこと。
元記事を読んで納得した人はいるのだろうか。いたとしたら身体が心配である。
ちゃんとアミノ酸を取ることを考えない頭脳のほうが心配だよ。
「(肉中心の)コンビニ弁当を二回に分け野菜を加えて食べる 」でどれだけきちんとたんぱく質が取れる?
GIのこともきちんと考えたほうがいいよ(全然考えてないように見受けられる)。
あと、全体的になんだけど。
揶揄にすらなっておらず
って、別に揶揄してないよ。栄養学的にきちんと食を考えないと、いけないよということで、「生き延びるための料理」が健康的ではないよと説明しただけ。っていうか、そう頭ごなしに「揶揄にすらなっておらず」とか敵対的に考えるなよ。
議論の勝ち負けなんかどうでもいいから、きちんとした食事したほうがいいよ。というか、以上、栄養学的に間違っていたら、他のかたでもご指摘くださいませ。間違っている部分は直すし、追加します。というか、誤解している部分は補足した。別に議論がどうたらじゃなくて、きちんと理解してほしい。
なにより、偽科学じゃなくて科学的な栄養学を基本に食を考えること。(カロリー=メタボ、というのは科学的ではないし、カロリー低減や野菜摂取=健康、というのも科学的ではない。)
追記
できるだけ簡単に指摘だけ。ただ、できるだけ理解してほしいので少しくどくなるかも。
⇒スパゲティはステーキよりカロリーが高いから、肉はカロリーの目安にならないか? - 萌え理論Blog
結論をまとめると、やはり「肉中心のコンビニ弁当はカロリーが多い」。肉が高カロリーというより、調理によって油などと複合することで高カロリーになるというのはその通りだが、だからといって現に売っている弁当のカロリーが減るわけではないのだから、そんなのは韜晦に過ぎない。過度のカロリー・脂肪摂取が健康に悪いという根本の主張は微動だにしない。
さてと。
「肉中心のコンビニ弁当はカロリーが多い」という「肉中心のコンビニ弁当」とやらには原価の関係からそれほど肉は入っていない。「肉中心」に見えるだけ。でカロリーを上げているのは他の要素や調理法。それをさらに半分けしたらさらに肉は少ない。たんぱく質をどう補うのか?
「肉は既に十分食べているから」というのは、そのサバイバル式で妥当なのだろうか。
「必須アミノ酸は確かに必要だが、卵や大豆から摂取できる。」という話こそ、当初のサバイバルに必要だけど、その話はここで突然出てくる。突然出てきてももちろんいい。それが重要だから。
「過度のカロリー・脂肪摂取が健康に悪いという根本の主張は微動だにしない。」というのは根本の主張ではなく、コンビニ弁当を半分けにして野菜を足せばサバイバルになるというのが根本の主張だったように思えたから、危惧を覚えた。
「過度のカロリー・脂肪摂取が健康に悪い」というなら、別段、コンビニ弁当に限定されないし、まして、「肉中心のコンビニ弁当」も限定されない。
結局。
「必須アミノ酸は確かに必要だが、卵や大豆から摂取できる。」という条件がきちんと入っているなら、それにカロリーを補うのにコンビニ弁当の質は関係ない。つまり、ただカロリーだけの問題。
くどいけど、同じことを別の角度から言うと。
外食は肉が多く、ファミレスの肉中心の弁当、ファーストフードのハンバーガー・フライドチキン・ナゲット、牛丼などの丼物、ラーメンのチャーシュー、酒のつまみの焼き鳥やビーフジャーキー・サラミなど、何かしら肉が入っているので、外食中心なら自然と肉は取っており、そんなに不足を心配せずともよいだろう。肉の不足より脂肪の過剰摂取を心配しろよ。
それらをカロリーの総枠内で、糖質・脂質の比率から摂取可能なたんぱく質の量として見た場合、十分にたんぱく質が取れるだろうか? 別の言い方をすると、「外食中心なら自然と肉は取っており」には脂肪の過剰摂取が附帯している。そうしないためには、たんぱく質の摂取を独立的に外部要素にして考慮しなければいけない。だから、「必須アミノ酸は確かに必要だが、卵や大豆から摂取できる。」という条件が重要なのであり、それが根本に入って、サバイバルとやらが再考されれば、別に危惧は抱かない。
くどいけど、肉が問題なのではなく、総カロリーが高い食事からどうやって、全体カロリーを下げてたんぱく質を効果的に摂取するかが問題。その点において、「根本の主張は微動」してほしいのですよ。というか、実質微動されていると思う。
あとしいていうと、GIについてはまるで考慮されていなかったなと思う。メタボリックシンドロームについてはこれが関連しているのに。
やはりもう一度言っておこう。肥満の問題をカロリーだけで見るならそれは総量を減らせばいいだけのことで、肉も野菜も関係ない。ところが、総カロリーを減らすとき、必要なたんぱく質や他の栄養素をどう摂取するかということが考慮されなければならないけど、野菜を足せというだけの主張しかされていなかった。
「必須アミノ酸は確かに必要だが、卵や大豆から摂取できる。」そこを総カロリー摂取の関係から再考しないとやはり健康な食事にはならない。
追記
簡単に。
⇒肉はGIが低いから意外とメタボにならないか - 萌え理論Blog
一日前に書いたことを忘れたのだろうか…。だが今回の本題は次である。
いいえ、4群点数法を香川綾が考案した歴史を少し知るとわかりますよ。
で、「本題」とやらだけど。
これは、実に浅はかな指摘である。まず、(じゃがいも・にんじん等は除き)野菜はGIが低いので、肉中心のコンビニ弁当を分けて野菜を足せばGIは下がるだろう。その点で既に考慮されており、やはり根本の主張は微動だにしない。
というわけで、たんぱく質摂取の効率化と総カロリーの問題はなんとなく終了してしまったっぽい。
で、このGI問題だけど、「肉中心のコンビニ弁当」の正体は糖質が多いからGIは高いというのいい? (ついでに、足すべきとされる「じゃがいも・にんじん等は除」いた野菜って何? じゃがいもはビタミンC、ニンジンはカロテンを介してビタミンAと栄養的に重視されるべきなのにそれが除外?)
で、たぶんGIを下げるだけの効果に匹敵する野菜を加えるというのはいいけど、ここでもまた総カロリーと同じ問題が出てきて、それだけ野菜を加えると、結局、「肉中心のコンビニ弁当」という特性はなく、おにぎりでもそうだしという一般論になる。つまり、4群点数法の3群じゃないけど、野菜をきちんと食いなさいというだけのことになる。
で、たぶん、GIについてご存じないのだろうと思うけど。
GIを効果的に下げるなら、脂が有効なんですよ。スパゲッティなんかもオリーブでコートして調理するとGIは下がる。
つまり、カロリー中心で見ていくと脂質が目の敵になるけど、GIの点からすると、糖質を脂質で抑制できる。
「結局は高カロリー・高脂肪・高GI」というのは連結しない。
というか、脂質には必須脂肪酸があって、あまり減らすと、それがホルモンの原料になることから内分泌系に影響がでる。
結局。
糖質も脂質も必要だし、それらを総カロリーで制限しないといけない。
で、この観点からすると、野菜はミネラルとかの補助であって、GIを下げるほどの野菜摂取となると、端から「肉中心のコンビニ弁当」がどうという問題じゃなくて、野菜を食べなさいという一般論というだけのことになる。
従って、そっくりそのまま跳ね返る。「GIのこともきちんと考えたほうがいいよ(全然考えてないように見受けられる)。」
つうわけで、ほいっとまたそちらにパス。
ただ、別に議論したいわけでもないし、論争で勝ちたいわけでもないですよ。
その点で既に考慮されており、やはり根本の主張は微動だにしない。
私は、妥当な見解が提示されたら、自分の主張を変えますよ。