http://d.hatena.ne.jp/comeca/20060921#p1
私より10歳も若いのによく知っているなぁと関心。こちらを読んで、私が思い出したことを書きます。
最近人気のヴィジュアル系バンドはよく知らないのだけど、ヴィジュアル系バンドは、それ以外の系統のバンドよりずっと興味がある。面白いから。衣装やメイク、設定や世界観などにこだわりがあるのは、音楽をさらに楽しくワクワクさせてくれる。今やどっからどこまでビジュアル系と呼ばれるのは分からないけど、おおざっぱにフールズメイトやショックスなどの音楽誌に出てるのはそれにくくると考えている。
80年代後半まではまだヴィジュアル系って言い方は無かったけど、ショックスが創刊されたのがきっかけだっただろう。多分市川さんが書いてたような(笑)
その前のいわゆるオーケンいうところのバンドブーム時代には、ジュンスカ、バクチク、ユニコーンが代表的だったが、私は全部聴いてたけど一番好きなのは筋少とアンジーとレピッシュだった。筋少から入って有頂天も好きになった。有頂天から平沢進に行くのは当然の流れだったり。
筋少に出会う前は何聴いてたかっていうと、当時の「パチパチ」に載っていたアーティストで、TMネットワーク、米米クラブ、爆風スランプ、バービーボーイズ、レベッカなどだったりした。そもそも10歳ごろにチェッカーズが人気だった時期にはまったのがとっかかりに、手当たり次第聴いた。戸川純がソロで出た時期にショック受けたりした。TMからソフトバレエに行ってはまった。でも尾崎とかボウイやブルハにはひっかからなかった。
筋少に出会ってから私は全て筋少が軸になり、その頃音楽好きの友達の軸はレッドウォーリアーズだったので、その流れでZIGGY、GDフリッカーズ、レディースルームなども聴いた。DEAD ENDもその頃に出会う。その辺がひとくくり。その子とバンド組もうとしてやったのはゼルダとプリプリだったけど、好きなのはゼルダのほうだった。別口で漫画好きの友達からムーンライダーズ、ザバダックを聴いてはまる。その辺もまたひとくくり。バクチクと聖IIはファンの先輩や友達がいた為にそんなにはまらず。筋少ファンで知り合ったファン友達の趣味もひとすじなわではいかず、プログレ畑の方に教え込まれてノヴェラを始めとするあの辺。80年代ジャパメタからの方に影響されて、グランドスラムとか、そこでガーゴイルと、Xを聴く。そこからルナシーへ行くので、こっからヴィジュアル系になる。その反面、筋少から渋谷系ブームに入った友達にすすめられてあっさりとパーフリにはまる。スチャダラ、電気もけっこう聴いた。筋少と有頂天ファンの数が電気ファンに追い越されていくのが悔しかったけど(笑)
そこでXのエクスタシー系がどんどん頭角を表してきて、エクスタシーサミットに出てたほうのバンドはメタル体育会系な感じがした。それをオーケンがネタにしてた。橘高さんはそちらと仲良かった。それと同時期にペニシリンに興味を持って、埼玉TVを見てたのでフリーウィル系から次々出てきたバンドを見てたり、そこはCOLORやかまいたちの流れで来てるバンドと、さらに若いバンドが髪を膨らませて大きくなった感じでクラシック、ゴシック風の衣装だったり、YOSHIKIの影響が多かった気がする。またポップな雰囲気を持ったバンドが出てきた。カスケードのポップさにはまったり。そこでMELODYとかリトルバンパイヤとかあったなー。面白かった。そこで出てきたのがマリスミゼルのインパクトにやられて全部もっていかれる。ガクトが脱退するまで。シャズナのポップさにも乗ったし(笑)その頃はインパクト勝負でいろいろな衣装や設定に請ったバンドが出てきて、ラレーヌとか。そっちにひっかかってたので、ジルドレイとかラルクとグレイはスルーだったり。黒夢も。
筋少が活動休止するのと入れ替わりにマシンガンズが出てきて、メタルとヴィジュアル系的演出やおもしろとの融合にはまり。若いバンドではラファエルの天使風モチーフで曲は北欧メタル風な感じにはまった。当時は雑誌を見てるとラムールとか血糊付けたホラーな衣装とかあった。そのへんから多分ダークな雰囲気のバンドがいろいろ出てきて、ピエロやディルアングレイが出てくるころにはあまり詳しくなくなるが、カリガリの存在にどうしても気になり、気に入った頃には解散した。パパパパフィーのヴィジュアル系運動会でグルグルに目をつけ(笑)学校へ行こうに出てきたメトロノームを聴いて「なんでヴィジュアル系なのに曲が有頂天?」と気になり、グニュウツールは曲から入ってプログレかと思って好きになったのに、あとでヴィジュアル系に含まれると知り、後にネットで知り合った友達がこのあたりが好きで、その流れで氣志團や犬神や陰陽座やアナゴを聴いて、ヴィジュアル系といってもいろいろあるなぁと思ったのだった。結局、私がちょっとひっかかるバンドは曲のジャンルは違っててもどれも飛び抜けたりひとくせあったりするのだろう。