VMWare ESXiでSSHを有効化する
VMWare ServerではLinuxをホストOSとして構成した場合には、管理OSに直接SSHログインしてメンテナンスを行うことができたが、VMWare ESXiでの操作は基本的にはリモートホストに導入したVI Clientからのインターフェースに限られる。SSHで全ての作業ができるわけではないが、vSphere Client以外のサーバへログインインターフェースとして、非サポートながらSSHを有効化する方法をメモ。
- VMWare ESXiを起動
- Alt+F1キーを押下し「unsupported」と入力しEnter(プロンプトは表示されない)
- rootユーザのパスワードを入力しログイン
- /etc/inetd.confを以下のように編集
変更前:# ssh stream tcp nowait root /sbin/dropbearmulti dropbear ++min=0,swap,group=shell -i
変更後:ssh stream tcp nowait root /sbin/dropbearmulti dropbear ++min=0,swap,group=shell -i
「:wq 」で保存し、ESXiを再起動すれば22番をListenするようになる。
気をつけたいのは、ESXiの初期設定でネットワーク周辺の設定だけでなくキーボードの設定を事前に済ませておくこと。Japaneseタイプを選ばないとviで面食らうかもしれません。