「GALAPAGOS STORE」と「Reader Store」と「koboイーブックストア」の“蔵書点数”を比べてみた（9月21日編）：定点観測（1/3 ページ）

電子書籍ストア「GALAPAGOS STORE」と「Reader Store」、「koboイーブックストア」で購入できるeBookの点数をジャンル別に集計する本連載。今週の進ちょくはどうなっているのだろうか。

　今週は、国内／国外を問わずkoboやAmazonに関する話題が注目を集めた（関連記事：koboイーブックストアで“Wikipedia”作品が増えている、Kobo Arcの実機レビュー、Amazon、Kindle Keyboard向けアップデートをリリース――旧デバイスへの止まぬ愛を見せる）。

　そのほか、ソニーの電子書籍ストア「Reader Store」が10月からPlayStation Vitaにコミックを配信開始する。サービス開始時には、集英社のフルカラーコミックなど約3000冊の作品を用意する予定で、Reader Store対応機器間での同期機能も備えているという（関連記事：Reader Store、PS Vitaにコミックを配信　10月から）。

　以下では、シャープの「GALAPAGOS STORE」とソニーの「Reader Store」、楽天の「koboイーブックストア」という各eBookストアのコンテンツ数を比べている。

GALAPAGOS STOREはコミックが2万6000点を突破

　「GALAPAGOS STORE」の蔵書点数は、書籍が先週比＋306点の4万6322点、コミックは先週から＋452点の2万6008点、タイトル数は7476点（先週比＋140点）だった。書籍は「ビジネス書・政治・経済」や「小説一般」、「教育・教養」などのジャンルが伸びていた。

　新聞は7点（9月30日で「ウォール・ストリート・ジャーナル日本版（朝刊）」の配信が終了）、雑誌は最新号が539点（先週比＋2点、Lite版などを省いた実数は338点）、これまでのバックナンバーを含めた点数は5581点（先週比＋93点、Lite版などを省いた実数は3327点）だった。

　ストアランキングは、書籍でランキングが大きく変わって「そうだったのか！ 中国」がトップに立った。コミックは1位が「鋼の錬金術師」、2位は「ジョジョの奇妙な冒険」、3位に「To LOVEる―とらぶる―ダークネス」という順位だった。

　次のページでは、Reader Storeの推移を見ていく。