水中で銃を撃ったら銃弾はどうなるのか実際に試したムービー
映画「プライベート・ライアン」の冒頭では海に飛び込んで上陸を目指す兵士たちが水中を進んできた銃弾に貫かれているシーンがありますが、一方で、銃を持った敵から逃げるために海に飛び込むという映画もあります。実際に、水中で銃弾がどのように進むのかは気になるところ。Vuurwapen Blogというブログが、グロック22を水中でぶっ放して、その弾道がどうなるのかを確認したムービーをYouTubeで公開しています。
Glock 22 Underwater High Speed Video - YouTube
水中で銃を持っている状態からスタート。ちなみに、この実験を行っているアンドリューさんは元艦隊付海兵隊の下士官だそうです。
引き金を引くと、銃口からドリル型の気泡が沸き立ちました。
さらに銃弾が進んで、気泡が漏斗のような形に。
銃弾は気泡を抜けて前へ進み、気泡が巨大な銃弾のような形になって残りました。
しかし、銃弾は勢いを失い、気泡も潰れてしまいました。
気泡の中の火薬が薄黒く見えています
一方、銃弾は重さで沈み始めました。
ということで、「水中では銃弾はあまり前進しない」のが正解。
ライフル弾のように勢いがあると、水中でもある程度は進むものの、それでも2mほどだそうです。また、水面に向けて撃つと、水面で角度が変わったりするため、潜っている相手を撃ち抜くのは難しそう。
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