MMDなどの3Dモデルを共有してグリグリ動かせる「ニコニ立体」スタート
ニコニコ動画を運営するドワンゴが、MMDやUnity3Dなどで作られた3Dモデルを手軽に共有してモデリングができない人でも3Dモデルをブラウザ上で動かしたり、3Dモデルのデータをダウンロードしたりできる新サービス「ニコニ立体」をスタートさせました。
ニコニ立体
http://3d.nicovideo.jp/
ニコニ立体に投稿できるのは「3Dモデルのレンダリング画像や作成中画像」「Unityモデル」「MMDモデル」「ランタイムモデル(対応モデルファイルは拡張子がobj、mqoのもの)」で、画像は最大10MB、モデルは最大30MBのものを投稿可能とのこと。
そんなわけで早速サイト内で3Dモデルを堪能しようと思ったのですが、ニコニ立体で3Dモデルを閲覧するには、Unity Web Playerをインストールする必要ありとのこと。
そんなわけでUnity Web Playerをインストールします。Unity Web Playerのダウンロードは以下のページから可能。
Unity - Web Player Download
http://japan.unity3d.com/webplayer/
「Download」をクリック。
「ファイルを保存」をクリック。
ダウンロードした「UnityWebPlayer.exe」を起動。
「実行」をクリック。
ライセンス契約書を読んだら「同意する」をクリック。
「完了」をクリックすればインストールは無事終了です。
改めてニコニ立体のページを表示してみると、こんな感じで3Dモデルが表示されます。というかページ上で軽快に動いてます。
これはMMDモデルの物部布都。投稿されているモデルごとにページ上で可能なアクションは異なり、MMDモデルがアップされている場合は画面左下には「再生/停止」ボタンが出現し、コレをクリックすると3Dモデルが動き出したり停止したりします。
「走り」と表示されている部分をクリックすると、「標準・手振り・歩き・走り」という4つの選択肢が表示され……
各項目をクリックするとモデルがそれに応じた動作を行います。標準をクリックするとこう。
手振り
歩き
走り
さらに、「カメラ自動回転」をクリックすればカメラが自動でぐるぐると3Dモデルを中心に回り始めます。
「カメラ初期化」を押せば最初のカメラアングルに戻すことも可能。
このアイコンをクリックすればフルスクリーンで3Dモデルを楽しむこともできます。
なお、画面上で可能な操作方法はアップされているモデルの種類によって微妙に異なるので、その都度「ヘルプ」から確認可能です。
さらに「設定」アイコンからは画質と操作感を調整することもできます。
マウスを使えば自由にカメラの視点を移動させることが可能です。なお、ズームインとズームアウトにはかなり懸命にマウスローラーを回す必要アリ。
これはUnityモデルで作成されたユニティちゃん。
UnityモデルはMMDモデルよりもたくさんの動作が可能なようで……
馬跳びや……
大ジャンプなど大きな動作もガンガン行います。
ズームしてみるとこんな感じで、公式が作っているだけあってさすがの精細さ。なお、ユニティちゃんは公式ページから無料でダウンロードできます。
さらに、3Dモデルの製作者は3Dモデルのデータをページ上で配布することもでき、個別にライセンス形態を変更することも可能というわけです。
なお、ニコニ立体に投稿した作品をクリエイター奨励プログラムに登録することも可能となっています。
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