もしニンテンドークラシックミニ スーパーファミコンが発売したら俺ならこうする30選
こんな記事を見ました。
これはスーパーファミコンで遊んでいた当時を色々思い出せて楽しそう!
と思ったので、自分もやってみることにした。
レギュレーションとしては以下のような感じで行きます。
1)クラシックミニ スーパーファミコンが商品化されるという前提で、「一般向けに販売されるもの」としてチョイスし、極端にマニアックなものは避ける。
2)実際に販売されると仮定した場合収録が難しくなる版権ものは避ける。
3)でもちょっとだけ我は通す
そんなかんじで行きます。だいたい発売日順です。
多分100人に聞いたら100人入れるのではないかと思われるスーパーファミコンロンチタイトルにして究極のスーパーファミコン用ゲーム。今遊んでも本当に楽しい。ヨッシーがまともな口調で喋るのはこれといたストだけな気がする。
2:F-ZERO
スーパーファミコンロンチタイトルの2本目。最初はスーパーファミコンのデモ的要素が濃く、マリオのついで的な扱いだったが、蓋を開けたら数々のゲーマーをそのスピードでノックアウトした珠玉のレースゲーム。Nintendo Directが放送終了する度「で、F-ZEROは!?」と狼狽するF-ZERO難民が未だに存在する。
アーケードで時代を築いたベルトスクロールアクションの傑作にして「スーパーファミコンはアーケードゲームの移植も凄い」としらしめた一本。容量の都合でガイが居ないしロレントステージはカットされてるし二人同時プレイも出来ないが、そんなことは関係なく楽しめた。自分がスーパーファミコンと同時に購入したソフトがコレでした。
4:ファイナルファンタジーⅣ
ファイナルファンタジーシリーズのどれを入れるかは意見が分かれる所だと思うが、自分は記念碑的作品としてスーパーファミコン最初の作品4をチョイス。ゲーマー的には数々の移植でお腹いっぱいな印象もあるが、改めて一つのハードにまとめるならやはりこれかと。
5:がんばれゴエモン~ゆき姫救出絵巻~
コナミのアクションゲームは傑作ぞろいでどれを入れるか迷ったが、当時透明感のあるコナミサウンドに衝撃を受けたこのタイトルをチョイス。ちなみにゴエモンシリーズを作っていた中核メンバーは今「グッド・フィール」という制作会社を設立しており、毛糸のカービィや3DSのすれ違い広場内のゲームといった、任天堂作品を主に制作している。特に「すれちがいシューティング」は今は失われたコナミシューティングのDNAをひしひしと感じるのでオススメ。
6:超魔界村
クラシックミニファミリーコンピュータに魔界村入れたのならこっちも入れたい。難易度が高いゲームで知られているが、ファミコン版の理不尽さは解消されていて楽しいゲームに仕上がっている。当時のスーパーファミコンゲームのお約束であるところの回転縮小がこれでもかと入ってる。
バーチャルコンソール等で何度も移植されたが、さすがにこれを外すわけにはいかないだろう。アクションRPGの金字塔。クラシックミニスーパーファミコンのCMするならスチャダラパーを呼んでほしい。
8:ロマンシング・サガ
当時のRPG人気は凄まじく、油断すると30本が任天堂とスクウェアですぐ埋まってしまうのだが、このタイトルは知名度的には外せない。リセットやセーブデータ破壊技でエラー履きまくりそうでちょっとコワイ。
マリオワールドに続き、こちらも大多数の人がチョイスするであろう、シリーズの原点であり大ヒット作。今プレイするとドリフトの感覚が最近のタイトルとだいぶ違うので戸惑う。
ドラクエはバーチャルコンソール化がされておらず、クラシックミニファミコンにも未収録であったので、スーパーファミコン版でも収録される可能性が低いとは思うが、30本チョイスするならこれを外すわけにはいかないだろう。自分はフローラ派です。(いたストのフローラの性格から目をそらしながら)
11:真・女神転生
ファンタジー大多数のRPG界に現れ、強烈なカウンターをぶちかまし多数の人間に忘れることの出来ないインパクトを与えた無二のRPG。正直メニュー周りが全くこなれてなかったり、バランスはかなり大雑把で今遊ぶには辛い点もあるのだが、そこを差し引いても心に残るゲームなのは間違いない。ジャックフロストと会話すると割と普通の言葉で喋ってくるのが今見ると笑う。
12:重装機兵ヴァルケン
ロボットアニメのお約束をこれでもかとぶち込んだストーリー、美麗で異常に細かく動くドット絵とロボの「重さ」を感じつつも軽快に動ける優れた操作性…と、ロボを愛する全ての人に遊んでほしい傑作ゲーム。PS2版なんてなかった。いいね?
13:スターフォックス
あの当時確かに感じていた「ポリゴンという未来の技術」が形になったゲーム。あの三角の板がちょっと不気味なぐらいリアルに動く様は本当に衝撃的だったのだ。ところでスーパーFXチップってちゃんとエミュレート出来るのだろうか…
14:メタルマックス2
金属探知機を至る所で使用し、地面に落ちているNo.2の戦車を自力で発見した翌週のファミ通に場所が掲載され、さらにLOVEマシーンの効果81種類を全部自力で調べた翌週のファミ通に全効果が掲載され膝から崩れ落ちたという、思いっきり個人的な理由で忘れられないゲーム。個人的理由抜きにしても自由度とゲーム性が高いバランスで噛み合ったデータイースト奇跡のゲーム。本当はヘラクレスの栄光シリーズもも入れたかった…
15:聖剣伝説2
ああ、またスクウェアのRPGだ!でも外せねえ!!ゲーム内容以上にボス戦終了後ゲームが進めなくなる不具合が有名という、ある意味おかしなゲーム。聖剣伝説3が一向にバーチャルコンソール化されないので、本音は3を入れて欲しい所ではあるが、メジャー度を買ってこちら。ちなみにネタじゃなくリースの薄い本は未だ現役で出てます。
16:ロックマンX
歯ごたえのあるアクションながら、そのデザインから若干「子供向け」という扱いを拭えなかったロックマンシリーズを、グッとハードでカッコいい路線に向け、その後長くシリーズ化されることになる記念碑的作品。隠し技の波動拳のボイスが妙に甲高い。あとラスボスのシグマにだけ波動拳が効かなくて愕然とした思い出が。初回ロットは不具合を出して回収騒ぎになってたりもする。
17:スーパーメトロイド
探索アクションの大傑作。画面右上に常にマップが表示されるだけで当時は驚いたもの。ダッシュが気持ちよすぎてどれだけダッシュを続けられるか試行錯誤していた記憶がこれを書いていたらふと蘇りました。あとベビーメトロイドまじかわいい。
18:スーパーストリートファイターⅡ The New Challengers
ストⅡはスーパーファミコンでは3本出ていて、実際に販売される場合は認知度と遊び安さのバランスから、「ターボ」がチョイスされる可能性が高いとは思うのだが、やはりキャラが増えたスーパーで遊びたい、という事でこれをチョイス。PAUSE掛けたときの謎掛け声のモノマネやらなかった30代後半男は存在しないのだ。
19:MOTHER2 ギーグの逆襲
MOTHERシリーズって実はすっごいバランスにクセがあって万人が快適に遊べる難易度ではないと感じているのだが、ゲーム全般に張り巡らされた様々な工夫のおかげでそのピーキーなバランスがきちんと「面白い個性」としてまとまっている所にこのRPGの凄さがあると個人的には思っている。ラスボスがマジで怖い。
20:かまいたちの夜
サウンドノベルゲームというジャンルを定着させた一本。最初にプレイすると高確率でストックに刺されて死ぬ。つい最近シルエットじゃないラノベ風キャラ絵にしてのリメイクが発表されて衝撃が走った。多分ヤスの次に犯人が有名なゲーム。
21:スーパーファイヤープロレスリングSPECIAL
クラシックミニファミリーコンピューターにおける「ダブルドラゴン2」「つっぱり大相撲」みたいな「ちょっと捻ったゲーム」みたいな立ち位置が欲しくてチョイス。自分の中でスーパーファミコンのスポーツゲームと言うとファイプロかフォーメーションサッカーなのだ。多数のシリーズが出ていて、最終作の「X」とどちらにするか迷ったが須田剛一のシナリオモードという個性を買ってこちら。レスラーエディットでも、良質の対戦ゲームとしても楽しめる一本。
22:クロノ・トリガー
そうそうたるメンバーで作成された名前の通り「ドリームプロジェクト」なゲーム。個人的にはこのゲームでの鳥山明のイメージイラストが、氏の最高峰の仕事では無いかと思っている。これだけ個性の強いメンバーが集まったのに全てが高次元でまとまった驚くべきゲーム。
任天堂アクションばっかだな!とか言わないでくれ!俺も思ってるが外せないんだよ!!特にこのヨッシーアイランドは当時全コース100%にするまでやりこんだ思い出深いゲーム。ヨッシー単独のゲームは難易度が極端に高い/低いに寄ってるような気がするのだが気のせいだろうか…
24:タクティクス・オウガ
真・女神転生と同じく、衝撃的な展開が多数のユーザーに「刺さった」であろう際立つ個性の一本。ファミ通の読者投稿での人気ランキングでPS2時代とかになっても常にランクインしていたのだがあれは誰が投票していたのだろう…
25:天地創造
「アクトレイザー」が無いじゃないか!と思った貴方。俺だって入れたかったさ!!「アクトレイザー」も「ソウルブレイダー」も「ガイア幻想紀」も「スラップスティック」も全部入れたかったがクインテット作品だけで埋めるわけにもいかないので泣く泣く外したんだよ!(…「アクトレイザー2」は…まあいいや) 元ファルコムのメンバーが中核となって結成された「クインテット」という会社の作品が自分は大好きで、特にこの「天地創造」は個人的にスーパーファミコンでナンバーワンを挙げるならこれ、と即答出来るほど。美麗なグラフィック、快適な操作性と絶妙な難易度のアクション、地球の復活という壮大なストーリー。どれをとっても凄まじい完成度で、心の底から後世に残したいゲームなのだが、クインテットという会社が消滅している影響か、今だバーチャルコンソール化はされず、遊べる環境が限られていて非常に歯がゆい思いをしているので、クラシックミニという機会が与えられたら何としても入れてほしいと心の底から願っている一本。
26:パネルでポン
可愛らしいキャラデザインからは想像も出来ない、過酷なハードアクションパズルゲーム。高校の後輩が「獣のゲーム」と称していたのが印象的。最近「とびだせどうぶつの森」のアップデートで村で遊べる様になった。自分はたぬきちの村売却査定をやろうとして間違えて村のデータを消したので遊べていません!!コマンドの名称が単純なYES/NOじゃなくて直感的じゃないのに、内容確認の為の選択→キャンセルも許されず、コマンド入力即データ消去とかあんまりだよ!!!(パネポン関係無いが納得いかないのでどうしても叫びたかった。)
「1000回遊べる」というキャッチコピーが本当だった大傑作ローグライクゲーム。運と実力のバランスが絶妙で、遊ぶごとに発見や気づきがある。自分は食神のほこらでナオキに隣接して、あと話しかければクリアというタイミングで死神の2回攻撃をくらい、ナオキの目の前で死んだショックから立ち直れず、クリアするまでに二年かかった嫌な思い出がある。
28:星のカービィ スーパーデラックス
気づくとセーブデータが消えている事で有名なこのゲームも、ステートセーブが自由なクラシックミニなら安心!!スーパーファミコンが4000円安くなるクーポンって実際どのくらい使われたのだろうか…
29:スーパードンキーコング2 ディクシー&ディディー
アクションゲームのシリーズで1ばっかりチョイスするのもなーと思って2をチョイス。実は個人的にあまりプレイしていないゲームだったりする。「とげとげタルめいろ」のBGMが有名
30:ファイアーエムブレム 聖戦の系譜
えっ!?もう30本目!?ということで最後は手強いシミュレーションから聖戦の系譜の方を。紋章の謎の方がよりメジャー感はあるかと思うがあちらはDSリメイクもあるし、トラキアは尖りすぎているしで、丁度いい立ち位置だろうと思ってチョイス。
というわけで30本選んだわけですが、いやぁ30本とか本当に絞りきれねえ!!
ワイルドガンズやら奇々怪界といったナツメのアクションゲームも入れたかったし、鋼やアクスレイみたいなマニアックだけど良作路線にも手を出したかったし、版権ゲーム開放するならさらに足したいゲームが沢山有るよ!
スーパーファミコンで発売されたゲームの表を見ながら、書き出したタイトルを枠内にあーでもないこーでもないと並び替える作業はとても楽しかったので、ぜひみなさんもやってみるといいんじゃないでしょうか。
そしてぜひ任天堂さんは「クラシックミニ スーパーファミコン」の販売をして自分に答え合わせをさせてください…