空気入れすら不要!『絶対パンクしない自転車タイヤ』が開発され、自転車ユーザー歓喜
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2種類の『パンクせず、空気を入れる必要もない自転車タイヤ』が開発されたとして、多くの自転車ユーザーの注目を集めています。
パンクしない穴あきタイヤ
1つはアメリカで特許を取得した特殊複合ポリマー樹脂で作ったタイヤ『Ever Tire(エバー・タイヤ)』。
出典:YouTube
ところどころに穴が空いており、タイヤの中にチューブが入っておらず空洞のため、パンクのしようがありません。また、空気入れも不要です。
樹脂の劣化により走行可能距離は8000キロとなっていますが、パンクや空気を入れる手間がないとなると、十分なメリットがあると言えそう。
一般のタイヤより樹脂の部分が分厚い分、やや重量があるそうです。
刺さっても抜けばいいタイヤ
もう1つが、タイヤの中にまで複合高分子樹脂が詰まった『Nexo(ネクソ)』。画鋲やクギが刺さっても抜けば良いという優れもの。
出典:YouTube
出典:Kickstarter
こちらもチューブがないので、空気入れは不要です。
今までも『パンクしないタイヤ』は発売されていましたが「重くて走りにくい」という意見がちらほら聞かれました。そんなノーパンクタイヤから大幅に軽量化を図ったのも、Nexoの特徴だそう。
この2つのタイヤを開発したのは、アメリカのサイクリングマニアである3人。
自転車が大好きな3人は、このタイヤにかける想いをこう語っています。
「とにかくパンクする従来のタイヤが嫌い。自転車好きの人ならきっとそう思うはず。そんな煩わしさから解放されたいし、みんなを解放したい」
現在、クラウドファンディングサイト「Kickstarter」で製品化のための出資者を募集していますが、目標額を超えて実現に向けて動き出しているそう。
どんどん良い製品が開発され、世のサイクリストがより快適に自転車を楽しめるようになるといいですね。期待しましょう!