コメントに限らず、はてブのコメントも。
【Blog】ブログの面白さは「読む・書く」だけじゃないhttp://sakak.hatenablog.com/entry/2013/03/08/224649
ブログはコメント欄まで含めてコンテンツだ、というのは本当に同感で、凹んでも凹んでもコメント欄はあけたままだしはてブもそのままにしているのは、そんな理由だからです。
というか、どこの馬の骨すらもわかんないような人間が書いたものを、見ず知らずの、普通に生活しているだけじゃ知り合うきっかけすらないような人たちがわざわざ来てくれて読むだけじゃなく意見までくれるなんて、こんなスゴイことはないじゃないですか。
自分が書いたものへの感想を読むことができるのは、本を出版していたり、書き手として職を得ているような、ごくごく一部の方の特権だと思っていたのが、インターネットのおかげでわたしですら享受できるようになったなんて、うれしくって仕方がありません。
100個もらえたコメントのうちたった1個でもネガティブというか強い批判のコメントがあればそりゃ落ち込みますけど、その落ち込みですらありがたいっていうか、超うれしいなーって思います。
そりゃ「お前ちゃんと読んでないだろ!」ってムカーッと来る時もありますけど……。そういう人がいるってことを知れたなら、「じゃあもっと分かりやすく書けるようにがんばろー」って思えるし、結果オーライです。
ただ、あまりにキツいときはコメントとかは薄目を開けてサーーーッと流し読みして、精神が元気なときにちゃんと読もうと思って先送りしてますし、わりと最近もそうしてます。
というか元気ないときに批判コメントとか読むとムカーッときて嫌な気分になるし、そういうの超ダサイし恥ずかしいので、なるべく避けたい。なので、もうちょっと精神的な受け容れ体勢が整のったら……ちゃんと読みたいと思ってます……マジで……。
で、ここまでが書く側としての意見で、ここからは読む側としての意見。
アゴラとか某ちきりんさんとか、ブログのはてなブックマークコメントを非表示にする人の記事って、正直あまり読まなくなってしまいました。
内容がどうとかじゃなく、「この記事について他の人はどう思ったんだろー?」を知ることができないと、読んでもその場で「ふーんそうなんだ」で終わっちゃう気がするんですよね。
Aというオピニオンがあって、それに対していろんな人の意見や視点があって、両方があって始めて「あー、それならわたしはこう思うなあ」みたいな思考が深まるというか、考えるきっかけになるような気がします。
わたしはこうして自分のブログという場所があるから、Aというオピニオンについての意見とか反論とか、感じたことを書き残すことができますけれども、そうでない人もたくさんいるわけで、というかそうでない人たちのほうがもっとビビッドな意見を持っていたりするかもしれなくて、それを拒否してしまうのは、もったいないなーって思うんですよ。
でも、他人の意見なんてどうだろうが知らない、自分の意見は正しい自信がある、っていうスタンスも、それはそれでカッコイイなと思います。
わたしは自分の意見が正当なのか不安だし、まだ考察が甘いんじゃないかなとかこんなこと書いてこいつアホだなって思われるんじゃないかしらとかポワポワ悩むばかりなので、他者の意見で自分の考えを補強してほしいのかもしれないな。
余談として、自分のブログで自分のことについて書いてるのに、わざわざやってきて「自分語り乙」みたいに言う人は何を求めているんだろう?ってしょんぼりしたことがあって、そのときにしの(神)さんから素敵な言葉をもらったので、備忘しておきますね。
@hase0831 真面目な方向で突き詰めて考えると、「個人ブログの役割は公共で起きていることに対する、様々な立ち位置からの声であって、その「個人語り」部分があるからこその見解なのだとわかるほうが有益」なのにねぇ。不真面目方向だと「余談あった方がたのしいじゃん」
こういう視点も、自分一人だけじゃ辿りつけなかったことなので、本当にインターネット素晴らしいし、ありがたいなあって思います。感謝ですぞ〜!
(これも余談だったw)