こんにちは今木商事(イマキショウジ@imakisyoji)です。
Amazonで電子書籍を無料で出版するKDP(キンドルダイレクトパブリッシング)のことについてずっとあれこれ記事を書いてきました。
今日は前回できなかった【価格とロイヤリティの設定】についてお話したいと思います。
価格はいくらにすれば良いの?よ~く考えよう!
前回の【自分でできる!Amazonであなたの電子書籍を無料で出版する方法】の続きです。
無事【本の作成】はできましたでしょうか?できていたら右下のボタン【保存して続行】を押して、次のステップ【価格とロイヤリティの設定】に移りましょう。
ちなみにこれまで例として使っていた「イマキマスク」は内容のない架空の本なので、ここからは以前私が出版した「まんがでわかる!ビットコイン」を例にして説明していきます。
出版地域の確認
こんな画面になったと思います。
あなたの電子書籍を出版する地域の設定です。
とりあえず上の【全世界の権利ーすべての地域】にチェックで良いと思います。
私の本もなぜか外国で売れていたことがあります。
価格およびロイヤリティの設定
さて下にスクロールするといよいよ価格設定の表が見えてくるんですが…何だか数字がたくさん並んでいてクラクラしてきます。
そしてこの表を下までズーッと見てもらうとわかるんですが…長いです!
しかしあせることはありません。これは世界各国のAmazonのショップが並んでいるだけです。
当面は日本でのことを考えていれば良いと思うので【Amazon.co.jp】のところだけおさえておけばOKです。
【Amazon.co.jp】は表の真ん中よりちょっと下の方にあります。
ロイヤリティオプション
ところで表の上の方に戻るとロイヤリティオプションというところがありますね。
ここで【35%のロイヤリティ】か、【70%のロイヤリティ】か、どちらかを選べといわれるんですが…そんなこといわれたら誰だって70%を選びたくなります(笑)
これが以前の記事でちょっと出てきたKindleセレクトですね。高いロイヤリティの代わりにいろいろ条件があってややこしいです。
本記事は、初心者でもできるだけわかりやすく電子書籍を出版する手助けになるよう考えて書いてますので、あんまり内容がややこしくなるのは避けたいので、あえて簡単に説明しますと
・Amazon以外でもあなたの本を売るのなら35%(最低価格99円)
・Amazonでだけあなたの本を売るのなら70%(最低価格250円) →(最低価格99円)
(2017.10.6追記)以後の記事でも書きましたが、Kindleセレクトを選んでも最低価格99円は可能です。間違えた情報をお伝えして申し訳ありませんでした。
とりあえずこれだけ覚えておけば良いと思います(後日変更もできます)
ちなみに私は基本的に他のストアで売っていないので、ほぼすべての本を70%ロイヤリティで発売しています。
価格の設定
ロイヤリティオプションを選択したら一番上にある【Amazon.com】の値段を設定してください。
そうすると他の国の値段が自動的に設定されますので、このへんはあまり気にしなくてかまいません。
個別に値段を設定したい場合は【US価格に基づいて自動的に価格を設定】チェックボックスをオフにして、希望価格を入力します。
上の図は【Amazon.co.jp】日本での価格設定です。
日本での価格はちゃんと考えた方が良いので、じっくり考えて決めましょう。
保存して出版
価格設定が終わったらずっと下の画面に行ってください。
こんな画面になってると思います。
【「保存して出版」をクリックすることによって…】で始まる文章があります。
これは出版と販売に関する権利を確認するものですので、KDP利用規約をよく読んで、チェックボックスをオンにしてください。
その後、右下の【保存して出版】ボタンをクリックすればすべて完了です。
おつかれさまでした。これであなたの描いた本がAmazonのストアに並びますよ!
参考記事
お餅マンガ企画でごいっしょした、なかせよしみ先生のブログ記事をご紹介させていただきます。大変深く高度な内容ですが、初心者でもわかるようにかみくだいて説明されていますので、これから電子書籍を出版しようという方にはとても勉強になると思います。
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