Googleは米国時間1月24日、同社の低価格ノートPCであるChromebookを学校で普及させるという目標に向けて、大きな一歩を踏み出した。ASUSやAcerなどの提携メーカーが製造した2種類の新モデルのChromebookを発表したのだ。Chromebookには「Chrome OS」が搭載されている。
しかし同社は発表の中で、Chrome OSを今後、ノートPC以外の端末にも搭載することを示唆した。Chrome OSがタブレットにも進出する可能性が高くなった。
「新しいアプリ、スタイラス、タッチ機能により、パートナー各社が今後、デタッチャブルPCやタブレットなど、さらに多種多様なChromebookを開発し続けることを期待している」と、Googleの教育担当製品マネージャーを務めるNaveen Viswanatha氏はブログ記事に記した。
同ソフトウェアは、一部のバックフリップ型のコンバーチブルPCに搭載されているが、純粋なタブレットにはまだ搭載されていない。
新しい種類の端末へと提供範囲を拡大することは、重要な意味を持つ。業界ではこの数カ月間、同OSの行く末と、同社がChrome OSを廃止しようとしているのか否かが注目されている。「Android」に吸収されてしまうのではないかという見方もある。Androidは、世界中のスマートフォンの10台のうちの9台近くに搭載されているGoogleのソフトウェアだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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