インドネシア株と通貨が下落、総選挙での最大野党の得票率を嫌気
[ジャカルタ 10日 ロイター] - インドネシア総選挙で最大野党・闘争民主党の得票率が、単独で大統領候補を擁立できる水準には届かない予想外の展開となり、政治的に不安定になるとの思惑から、インドネシア株や通貨ルピアが下落している。
トライメガ証券はリサーチノートで、「(7月9日に予定される)大統領選は決選投票までもつれこむ可能性が高くなり、政治的に不透明な期間が長くなる」と指摘した。
ジャカルタ市場の総合株価指数<.JKSE>は3%を超える下落。
ルピアも1ドル=1万1340ルピアに下落している。
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