任天堂信者うざいというご指摘を受けておりますけど、何べんでも言うけど俺は任天堂信者じゃありません。ザ・ゴッド、宮本茂神を信仰する宮本信者です。正直申し上げてSFC→64時代の横暴な任天堂政策は苦々しく思っていたし、というか今久夛良木さんが言ってる「すばらしい体験ができるのなら、価格は問題じゃない」という言葉は64時代に任天堂山内社長が言ってたことですし。
ということでなんかものすごく旬を逃してはおりますが、「PS2のゲームでこれだけは頼むからやっといてくれ」っていうレコメンドをして、バランス取ろうかなって。
ジンガイの間ではすごい人気だったのだけど日本ではほとんど売れなくて埋もれちゃってる『ゴッド・オブ・ウォー』をとりあえずやってください。残念ながら廉価版はまだ発売されてないのですけど、これは値段分の価値あります。どんなゲームかと申しますと、いわゆるバイオクローンというか、バイオハザード→鬼武者→デビルメイクライと続く一連のシーン切り替え型アクション3Dです。ぶっちゃけ「デビルメイクライ外伝」という名前で発売されていても違和感ないくらいシステムが酷似しているんですけど、DMC以上に練りこまれた操作感が抜群の出来であります。本当動かしてて気持ちいい。アクション多彩です。あと難易度が絶妙。「アクションには自信がない」って人でもイージーならイケる。
日本でほとんど見向きもされなかったのはキャラ萌え要素ゼロのハードすぎる世界観のせいだと思うのですけども、逆にそこらへんが燃えます。つるっぱげマッチョにタトゥーの主人公クレイトスがとにかく残虐。敵を掴んで真っ二つに引き千切ったり、冥府の底で助けを乞う民衆を足蹴にして奈落に突き落としたりします。ひでえ。血も涙もねえ。お子様には決して薦められませんけど、ファンタジーを健全に消化できる大人の皆さんには自信を持ってオススメできます。騙されたと思ってやってみてください。
2007年に続編が出るのですけど、PS3じゃなくてPS2で発売されるというのを確認してホッとした。PS3だったら一人暴動ですよ。
http://www.youtube.com/watch?v=gwaUIShOM54
続編の動画が見られます。
- 出版社/メーカー:カプコン
- 発売日:2005/11/17
- メディア:Video Game
メールで情報いただきました。
http://blog.livedoor.jp/famicomplaza/archives/50466710.html
カプコンがゴッド・オブ・ウォーの生産を終了したそうで。在庫切れの店舗(Amazon含む)に新たに入荷することは恐らくないので、中古で買うか、在庫を持ってる店舗を探してみてくださいー。中古も高値安定ぽいですけどね。
追記:廉価版やっと出ました
- 出版社/メーカー:カプコン
- 発売日:2006/09/28
- メディア:Video Game