ウォール・ストリート・ジャーナルからフェイスブックに移籍した編集者とは?
ちょっと前の話題なので、メモ的に残します。
ウォール・ストリート・ジャーナルからフェイスブックに移籍した編集者がいる、というだけなのですが、興味深いなと思っています。
ちなみにフェイスブックは、昨年末くらいからニュース記事に比重を置いたアルゴリズムとなっており、今後も良質な記事については、より表示される機会が増えるのではないかと思います。
同社が「高品質なコンテンツ」と呼ぶ内容、つまりその時に話題となっているイベントやスポーツ、人々の関心を引く出来事に関連したニュース性の高い記事へのリンクを今より多く表示しようとしている。記事へのリンクをクリックすると、News Feedに表示されていた記事と一緒に関連記事が最大3件表示される。
移籍したのはLiz Heron(リズ・ヘロン)氏。ワシントン・ポスト、ABCニュース、ニューヨーク・タイムズ、そしてウォール・ストリート・ジャーナルと渡り歩き、フェイスブックではニュースパートナーシップを担当しています。メディアやジャーナリストとの関係構築などを行っているようです。
ソーシャルネットワーク上でニュース消費が行われることも普通になっていきているので、コンテンツの流通やアルゴリズムの設計に編集者が関わっていけるのはエキサイティングだと思います。
このようなポジションはソーシャルメディア企業では増えていくでしょうし、ニュースキュレーションアプリなどでも編集者が活躍する場所が生まれていくと思います。改めて編集者という仕事の可能性を感じるニュースでした。
(写真はLiz Heron氏のフェイスブックより)