PhpStormやRubyMineでお馴染みのjetBrains製Objective-C用のIDE、AppCodeを先週購入しました。結論は「買ってよかった!」です。
ということで利用一週間でのレビューです。
04/24 AppCodeショートカット一覧を追加
😀 AppCodeの6つのGood Point
ではさっそくAppCodeの6つのグットポイントを紹介します。
* クイックフィックス機能が便利 * コード補完の精度が高い * リファクタリング機能も強力 * デバッカが優秀 * 外部サービス連携機能も豊富(GitHub/Bitbucket/JIRAなど) * VimやEmacsなどのキーバインドが使える
🗻 クイックフィックス機能が便利
Xcodeを使っていたころは、別クラスのincludeし忘れにもデバッグで初めて気付くのが普通でした。でも、AppCodeでは、コーディングの途中で修正のヒントをくれて、ヒントを選択するだけで自動でコードを追加してくれます。
この機能が的確ですので、.hファイルと。mファイルとの行ったり来たりも激減します。
ARCに対応していないコードの場合は、autorelease/releaseのつけ忘れなどもキッチリ自動チェックしてくれます。
😼 コード保管の精度が高い
キャメルケース補完にも対応しているし、プロパティ/メソッドの並び順もわかりやすいです。
画像やリソースファイルの補完もできます。地味にうれしいです。
🎉 リファクタリング機能も強力
多数のリファクタリングをショートカットひとつで簡単に行えます。
* リネーム (Shift + F6) * 変数のプロパティ化 (Command + F6) * Extract Method * メソッドへの引数の追加
そのほか、一般的なリファクタリング機能をきっちり網羅しています。
リファクタリングも楽しくなってきますよ!
🗽 デバッカが優秀
ごめんなさい。Xcodeのデバッカはどう読んだらいいのかいまだにわかってません。
ですが、appCodeのデバッカは一目で読めました!
🐞 外部サービス連携機能も豊富
jetBrainsの製品でお馴染みのGitをGUIから操作する機能も健在ですので、CUIでの操作を覚えきれない、僕のような初心者にも安心です。
またGitHubは標準で対応しており、Bitbucketも開発元公式のプラグインがあるのでボタンひとつでインスールできます。
また、プロジェクト管理ツールのJIRA/Redmineなどとの連携機能があり、ストレスなく開発に専念できます。
😸 VimやEmacsなどのキーバインドが使える
キーバインド(キーマップ)は打ち慣れたエディタのものを使うのが一番だと思います。
AppCodeにはVim用のキーバインドをプラグインで提供、Emacsのキーマップは公式で対応しています。
余談ですが僕もAppCode購入の動機は、RubyMineでずっと開発をしているのでその延長線上で開発したかったからでした。 なので、PhpStormやRubyMinde普段開発をされている方にもオススメしたいです!
🎂 残念な点
* 個人には少しだけ値段がお高め ($99=約1万円位、でも学生さんには$29=3千円位) * InterfaceBuilderなどがないので、XCodeを使わないわけではない * CoreDataやアプリに関する設定などもXCodeが必須となる
ただし、Xcodeとの連携が強力なのでどちらかを更新したら即時にもう一方に反映されます。ですので、ストレスはありません。
僕はメリット - デメリットでメリットの圧勝だと思っています!
30日間は制限なく無料で使うことができるので、もしiPhoneアプリケーションの開発をする機会があれば、ぜひ一度お試しください。
Thank you very much for your kind notification!
🍄 補足: AppCodeショートカットについて
QiitaにAppCodeのショートカットがありました。すばらしい!
ちなみに英語ですが、チートシートPDFもすごく便利ですよ!
🚌 参考リンク
🐠 変更来歴
04/24 AppCodeショートカット一覧を追加