アメリカの
AAFCO(米国飼料検査官協会)が示しているドッグフードの栄養基準も、日本のペットフード公正取引協議会の定めた栄養基準もほほ同じ内容だ。
ドッグフードの総合栄養食とは「
主食として、ドッグフードと水だけで健康維持や犬の成長に必要な栄養素を過不足なく摂取できることが確認されたフード」のことのようだ。
AAFCO(アフコ)もペットフード公正取引協議会も、ドッグフードの原料については何も規定してない。アメリカ各州は、ドッグフードの原料に犬猫の死体が使用されていることを否定してない。公然の秘密で黙認だ。
日本のドッグフードの原料については、このブログに告発投稿があった。詳細は「
毒殺犬猫ドッグフード化!告発投稿!? 」 、「
家畜飼料不向き品がドッグフード原料に!? 」に記述してある。
猛毒のエトキシキンが防腐剤として使用されていることは周知のことだ。詳細は「
ドッグフードの防腐剤は猛毒だ!?」に記述してある。
近未来の地球上では、食糧資源が枯渇して、各国とも食糧の確保に必死になるだろう。
囚人には生の原料を用いた手作り食事は禁止され、栄養バランスのよい総合栄養食の”囚人フード”が支給されるだろう。
その原料はドッグフードと同じ農産廃棄物や畜産廃棄物だ。食糧資源の有効利用だ。犬猫の死体も猛毒の防腐剤も入っているだろう。美味しいかどうかはどうでもいいのだ。囚人が死なないで、生きていけるだけの最低限の栄養バランスは考慮してある。
囚人には囚人フードと水さえ与えておけば、総合栄養食のドッグフードと同じように、「必要な栄養素を過不足なく摂取できる」のだ。囚人フードはドッグフードの栄養基準を参考に人用に変更してあるので、栄養的には申し分のない総合栄養食だ。
美味しくないと贅沢は言わないこと。AAFCO(アフコ)もペットフード公正取引協議会も、ドッグフードのおいしさについては何も規定してない。成長し、生きるつづけるための最低の栄養基準をクリアしているなら良いのだ。
囚人フードも同じ考えで製造されている。家族の一員の犬の食餌の基準と同一だ。囚人を差別などしてない。囚人を家族の一員の愛犬並に昇格して、その食事を栄養満点なものにしてある。
囚人に犬と同じような総合栄養食を与えると、人権侵害だと、刑務所内で暴動が起こるだろうか。起こらないだろう。愛犬を家族の一員だとかわいがっている飼い主達も、ドッグフードを愛犬に与えて、高い文化生活をしてるつもりでいるから、囚人がドッグフードにケチを付けると、その文化程度の高い愛犬家達は怒るだろう。家族の一員の愛犬に失礼だと抗議するだろう。
愛犬は文句を言わないで、毎日毎日ドッグフードを食べて生き続けているから、囚人が不平を言うのは自分の分際をわきまえてないと愛犬家は憤慨するだろう。
囚人は美味しいものを食べる資格がない。食べる楽しみは家族の一員である愛犬にさえ許してない。死なないように毎日、ドッグフードだけを与えている。囚人は刑期が終えたら、自由の身になって、美味しいものが食べられる。それまでの辛抱だ。
愛犬は飼い主から、生涯、ドッグフードと水だけを与えられて生きているのだ。
食べる楽しみのないのが現代の愛犬の世界だ。食糧難時代を先取りした高い文明社会の食べ物が囚人フードであり、ドッグフードだ。手軽で便利だ。ドッグフード様々だ。
自然児みたいにできるだけ自由にさせて飼っている愛犬のパピヨンのパナは、高い文明の産物であるドッグフードは食べ物と思ってない。高度な工業化文明についていけないのだ。
鶏の手羽先などの原始的な手作り食餌が大好きだ。愛犬のパナも飼い主に似て、複雑な物より単純な物が好きなようだ。
(東京の公園で会った愛犬達の写真集です。お時間のある方はどうぞ。)
公園でノーリードで遊ぶ愛犬たちや珍しい愛犬たちの写真集