|
テーマ:ニュース(100544)
カテゴリ:時事問題
最初に言っておくけ言論や信仰の弾圧には大反対だ。
今のチベットでそんな弾圧や市民に対する暴力が行われているとしたら、もちろん問題である。 ただそれを前提とした上で、今のチベット報道をみるとどうにもわからないことがある。 チベットの人達はいったい何を望んでいるのだろうか。 もしチベット仏教の高僧による支配を望んでいるのだとしたら、それって歴史の針を逆回しするような話だし、中国共産党による支配の方がまだましのようにみえるのだけれども…。 それにチベット人が皆ダライラマを崇拝しているというけど本当だろうか。 きくところではダライラマは幼児の頃にお告げだか占いで観音菩薩の生まれ変わりとして選ばれるのだという。 観音菩薩がチベット人だけを選んで転生を繰り返す? まあ、信仰の世界についてとやかくは言わないけど、それを信じていないチベット人だって本当は多いんじゃないのだろうか。 それともチベット人社会では「何、ダライラマを観音菩薩の生まれ変わりと信じていないだと。それでもお前はチベット人なのか。」なんていわれて殴られる雰囲気があったりしてね。 いやですね。そんなのって。 ※ 要は、マスコミ報道などは非常にチベットに同情的なのだが、個人的な感想では、チベット人の望むものやダライラマがどうもそんなに素晴らしいものとも思えない。 もちろんダライラマは個人としては立派な人だろうし、政治家としても傑出した人なのかもしれない。 ただオウム報道にも関心をもっていろいろと文献を集めたりしていたので、ダライラマというとつい麻原との関連が浮かんできてしまうのである。 参照 http://pht.so-net.ne.jp/photo/sinzinrui/images/1686580 ヒマラヤで修行したというふれこみで、最終解脱者を自称した麻原は、ダライラマとの面会や対談にこぎつけた後、それを信者獲得にフルに利用した。 そのせいかオウムの教義やホーリーネームにもチベット仏教(もどき)がかなり取り入れられている。 実行犯幹部の新実はミラレパ、早川はティローパの名をもっていたが、これはいずれもチベット仏教の聖者の名だ。 もちろん宗教の指導者が超能力者である必要はないし、宗教と超能力は本来は別のものだろう。 ただ麻原は超能力を有する最終解脱者を自称していたし、ダライラマも人間ならぬ観音菩薩の転生ということになっている。 ・・・となると、麻原とダライラマの知己となった背景は、二つに一つしかないではないか。 つまり、麻原は最終解脱者でダライラマは観音菩薩の生まれ変わりであるか、麻原は最終解脱者でなくダライラマは観音菩薩の生まれ変わりではないかである。 片方が偽で片方が本物なら、必ず本物は偽者の嘘をみやぶって知己になどなるわけないからである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[時事問題] カテゴリの最新記事
|