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カテゴリ:映画 ラ行
あらすじ 郊外の住宅地で夫と娘と暮らすサラ(ケイト・ ウィンスレット)は、その生活にうんざりしていた。 ある日、彼女は主婦たちの憧れの的であるトッド (パトリック・ウィルソン)と話をする機会を得る。 主夫である彼とサラは意気投合し、お互いの子どもを 連れて会うようになり・・・。 感想 アカデミー賞3部門(主演女優 助演男優、脚色)ノミネート作品。 『イン・ザ・ベッドルーム』の トッド・フィールド監督による トム・ペロッタのベストセラーの映画化。 今の人生に満足してますか? 別に不幸じゃないけど、なんだか満たされない。 そんな人も、少なくないだろう。 それでも、楽しいだけじゃない現実の中に 幸せを見い出すのが、おとなのふりかけを 食べる資格のある生き方と言える しかし、この作品に登場する4人の リトル・チルドレン =お子ちゃまな大人達 は、現実を受け入れる事が出来ず ありもしない世界を夢見てしまう。 小泉チルドレン・・・ちゃうかった リトル・チルドレンを演じたのは この演技で5度目のオスカー候補になるも 5度目の落選となったケイト・ウィンスレット。 『オペラ座の怪人』では お爺ちゃんだったパトリック・ウィルソン。 『がんばれベアーズ』の イケメン子役が、長年の沈黙を経て 立派な変態として成長した姿を見せ アカデミー賞助演男優賞候補となった ジェームズ・アール・ヘイリー。 『トゥルーマンショー』の頃に比べ 激ヤセし、ダイエット本の 執筆が噂される(嘘)ノア・エメリッヒ 一方、つまらない大人を演じたのは 美貌は変わらないが、肩書きは演技派女優 に変わったジェニファー・コネリー。 『ステラ』や『若草物語』 の頃から見た目は変わらないが 存在感は希薄となったトリニ・アルヴァラード お子ちゃまな大人とは言え、そこは大人ですし R-15指定な事やってますので、リアルお子ちゃまは 見ちゃダメ! 『リトル・チルドレン』公式サイト ネタバレ感想 マウスでクリックしながら、なぞって下さい。 最初、ナレーションの多さに戸惑ったが 途中から、そんなに気にならなくなった。 「ボヴァリー夫人」が登場するのも含め 文化的な香りのする作品やったね。 リトル・チルドレンとして、一番分かりやすいキャラは 少女しか愛せず、年老いた母親に なんでもして貰っているロニーだろう。 シュノーケル付きのゴーグルに足ひれと 完全装備のロニーは、怪し過ぎ( ̄▽ ̄;) 近くの人が気付かなかったのが不思議やな(笑) 完全に、お見合い相手を落とせそうやのに 助手席で、何やってんねん( ̄▽ ̄;) ロニーの母親は、親バカに見えたけど どんな子供でも、親にとっては可愛いもんやねんな。 息子に尽くす姿は、心打たれた。 そのロニーママを殺してしまうのが、元警官のラリー。 子供を撃ってしまい、警官として働けなくなるが 警官以外の生き方を探そうとせず 正義の味方気取りで、ロニーを目の敵にするが その結果が・・・。 そして、主人公のサラですが、子供もええ子やし パンツ被り旦那も、なに不自由ない暮らしを させてくれ、浮気にも鈍感なんて 最高やんけ(笑) 何が気にくわんねん?って思うけど 地下鉄とホームの隙間みたいに 決して満たされない思いがあるねんな。 800アクセスが当たり前になると 700アクセスだと凹むみたいなもんかな(笑) 格好良い男がいても、声をかけず プロムキングと呼んで、遠くから憧れるのが 結婚してる大人な女性の対応だが サラは驚かすために、キスをしてしまうなんて 子供じみた事をしちゃったな(~_~;) 一方、ブラッドが、若者のスケボーを眺めたり 学生時代を思いだせるアメフトをしたり そして、サラと情事を重ねたのは 試験に対する挫折感や、ケータイも本も 買ってくれず、セックスもさせてくれない 奥さんからの現実逃避やね。 二人の関係は、主婦と主夫の不倫としてしか 成り立たない幻のようなもので 経済力0の2人が、あのまま逃げても より困難な現実が待ち受けるだろう。 サラは子供が消えた事により、何が大事かに気付き ブラッドは頭を打って、若くない事に気付き 二人とも、ようやく夢から覚めた。 ケイト・ウィンスレットは美人で 胸も満足な大きさだと思うが(笑) ジェニファー・コネリーを基準にしたら やむを得ないか(^_^;) 楽天以外の方は 本文中にURLをお忘れなく♪ TBは承認後に反映されます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.09.02 18:19:31
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