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カテゴリ:映画 ラ行
あらすじ 長年車椅子生活を送ってきたクリスティーヌは 「奇蹟の水が湧き出る」ことで有名な聖地 ルルドへのツアーに参加する・・・。 解説 ヴェネチア国際映画祭 国際批評家連盟賞 ワルシャワ国際映画祭 グランプリ ヨーロッパ映画賞 最優秀女優賞 監督・脚本の『Hotel ホテル』 のジェシカ・ハウスナーは フランスとスペインの国境、ピレネー山脈の麓にある ルルドという特別な地を舞台にするにあたり、そこに 集まる人々や土地や考え方を、出来るだけ外からの 視点で捉えようと、日本人のような視点であることを 心掛けたらしいです。 でも、娯楽映画好きの日本人には、受けないかも 出演は『サガン 悲しみよ こんにちは』 のシルヴィー・テステュー 『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』 のレア・セドゥ 『不完全なふたり』のブリュノ・トデスキーニ 『クロコダイルの涙』のエリナ・レーヴェンソン。 撮影は『Lovely Rita ラブリー・リタ』のマルティン・ゲシュラハト。 『ルルドの泉で』公式サイト ネタバレ感想 マウスでクリックしながら、なぞって下さい。 奇跡に認定制度があるとは知らんかった(^_^; 本当は普通の観光地に行きたいが、車椅子では 行けるとこが限られ、仕方なく巡礼巡りをしてる クリスティーヌは、奇跡を起こすと云われている ルルドの泉にやって来た。 しかし、神父は奇跡なんか信じてないのか 奇跡が起きなくて落胆しないようにと思ってか 奇跡は二の次で、魂を癒すのが重要と説く(^_^; 介護人のセシルも、マリア様が現れて麻痺が治った 夢を見たと言うクリスティーヌに対し、運命を 受け入れて、意味があるからと諭した。 しかし、その後、冷たい態度だったと思い直したか 本当に夢を見たのかは分からないが、セシルは クリスティーヌに、マリア様が歩けると言ってたと 告げて、その言葉通りに、まずは全く動かせなかった 手で岩を触れるようになり、そして、夜中に突然 クララが立った!(笑)、いや、クリスティーヌが 立ち上がる事が出来た。 お祈りはスルー(笑)されてしまったが、最前列に 横入りしたり、クリスティーヌの為に甲斐甲斐しく 世話をしてたオバチャンから、我の手柄とばかりに 車椅子を奪う神父(笑) セシルが死んだおかげで空席があったので 飛び入りで登山に参加できたクリスティーヌは 今まで散々世話してくれたオバチャンを 無視して、憧れのクノといちゃつく(^_^; それが奇跡と言ってしまえばそれまでやけど 若くて健康な人間でも、病院のベットで 1ヶ月ぐらい寝てたら、リハビリせんと 歩けへんもんやのに、しっかり歩ける オバチャンでも辛そうな山を平気で登り ずっと寝たきりだった人間の筋力 心肺能力ちゃうやろ(笑) 最初は素直に奇跡を喜んでいた人々だったが 名前負けし過ぎ(笑)の男漁りに忙しい ビッチなマリアと違い、真面目で信仰心が 強いセシルはハゲをさらし、死んでしまったのに あまり信仰心の無いクリスティーヌに対して 奇跡が起きた事に、次第に陰口を叩くように。 頑張った人が必ずしも報われずに、悪い人間が 得する事もある世の中だし、無神論者の自分には 何も不思議な事やないけど、全ての事に対して 神の意思があると考える人には、謎なんやな(^_^; そもそも、奇跡的な回復をする事は、世の中に 沢山あって、奇跡を望む人が来る確率が異様に 高い場所やから、それだけ奇跡が起きる確率も 高くなってるだけな気がするし(^_^; クリスティーヌより重病のアンナは、一足先に 奇跡が起こったが元通りになり、クリスティーヌも ダンスを踊ってる最中にコケてしまい、奇跡は 一時的なものだったような気配が漂う。 奇跡に意味を求める人々は、今回の件に神は 無関係だった事に安堵する。 元通りになる事を認めたくないクリスティーヌは オバチャンが持って来てくれた車椅子を拒絶。 直ぐ戻ると言ったクノは戻らず、ビッチ(笑)が 歌う中、壁際で立ち尽くすクリスティーヌだが 車椅子に座ったところで暗転して終わる。 健常者だってダンス慣れしてへん人やったら コケる事あるし、ちょっと前まで寝たきりなら 尚更コケても不思議ちゃうから、元通りに 戻ったと決まった訳じゃないし、誰にでも 優しいクノが、あのまま戻らない訳はないとも クリスティーヌはまた歩けず、クノも戻っては 来ないとも、どっちの可能性もあるけど どう解釈するかで、性格が出そうやね(笑) このページのトラックバックURL: http://app.blog.eonet.jp/t/trackback/530827/30679105 虎団Jr. 虎ックバック専用機に 承認後に反映されます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2012.12.27 09:26:18
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