IBM、超ハイエンドノート「ThinkPad T41p/R50p」発表日本アイ・ビー・エム(IBM)は11月19日、モバイルワークステーション向けハイエンドノート「ThinkPad T41p」「ThinkPad R50p」の2機種3モデルを11月26日に発売すると発表した。T41pとR50pの最大の特徴は、グラフィックスチップにATIの「MOBILITY FIRE GL 9000 T2」を採用したこと。 このMOBILITY FIRE GL 9000 T2は、「MOBILITY RADEON 9600」の性能に加え、OpenGLにも対応させたものだ。DirectX 9に対応しており、コアクロックとメモリクロックはいずれも350MHzで、メモリバス幅は128ビットとなる。ビデオメモリは128Mバイト。 ThinkPad T41p(2373-GJJ)は、7月に発売されたA4薄型モバイルワークステーション「ThinkPad T40p」(2373-G4J)の後継モデル。CPUには従来より100MHzアップのPentium M/1.70GHzを採用し、無線LANはIEEE802.11a/b/gに準拠している。標準搭載メモリは1Gバイトと変らないものの、転送速度がPC2100からPC2700に高速化。HDDの耐衝撃機能として、従来の内蔵式ショックアブソーバーに加え、PC本体の振動検知時にHDのディスクヘッドを退避させる「HDDアクティブプロテクションシステム」を搭載している。本体サイズは幅311×奥行き277×高さ31.4(最薄部26.6)ミリで、重量は2.44キロ。バッテリー駆動時間は6.3時間となる。これ以外のスペックは、前モデルのT40p(2373-G4J)と共通。 価格はオープンプライスで、IBMダイレクト価格は47万8000円。
ThinkPad T41p T41pのスペックは以下のとおり。
ThinkPad R50pは、7月に発売されたデスクトップ代替モバイルワークステーション「ThinkPad A31p」の後継機種という位置付け。ThinkPad R50pには、DVDマルチドライブ搭載モデル「1832-27J」と、CD-ROMドライブ搭載モデル「1832-28J」の2種類が用意される。なお、1832-27JではIEEE802.11a/b/g準拠の無線LANを内蔵するが、1832-28Jは無線LANがオプションとなっている。 このほかのスペックは共通で、CPUにPentium M/1.7GHzを採用し、1GバイトのPC2700対応DDR SDRAM、60GバイトのHDD、MOBILITY FIRE GL 9000 T2を標準装備。液晶ディスプレイは、A31pと同じ、IPS方式の15.0V型TFT液晶「IBM ThinkPad FlexView Display」(1600×1200ピクセル/1677万色表示)だ。また、R50pもT41pと同様、内蔵式ショックアブソーバーとHDDアクティブプロテクションシステムを搭載している。 価格はオープンプライス。IBMダイレクト価格は、1832-27Jが49万8000円、1832-28Jが44万8000円となる。
ThinkPad R50p R50pのスペックは以下のとおり。
バランスのよいスペックとコストパフォーマンスに優れるマシン――ThinkPad R50 1829-7DJ IBM、HDD耐衝撃機能搭載モデルなど「ThinkPad」新製品を発表 関連リンク ノートPC製品 日本IBM [高柳政弘, ITmedia ] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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