EXCELで正規分布グラフと自分の手持ちのデータの分布を重ねて表示したい（EXCELの機能的な理由で重ねられない場合は、２つのグラフオブジェクトに分かれてもＯＫ）当方、EXCELの操作はマクロ程度まで分かります。統計は初心者です。

正規分布のテーブルを散布図でグラフ化した後、手持ちデータのセルを選択してコピー。続いて先に作ったグラフエリア内をクリックして貼り付け。但しメニューにはでませんので、Ctrl＋Vで貼り付け。。。以上で目的のことができると思います。

↑エクセルでの正規分布グラフの書き方です

適当な日本語のサイトが見つからなかったのでできるだけ簡単に説明します（リンクのサイトに大体のやり方は書いてあります）。生徒の身長を例にとります。

列A（A1:A10）に身長の区分（X軸）があります

列Bに測定の結果の実際の分布データがあります

A　　　　B

==========

140　　　3

145　　　5

150　　　7

155　　　6

160　　　8

165　　　3

170　　　9

175　　　2

180　　　1

185　　　1

(1)平均と標準偏差を出すためにA*Bという計算を列Cに作ります

(2) どこか適当な場所に平均を出します=SUM(C1:C10)/SUM(B1:B10)。セルに[平均]と名前をつけておきましょう

(3) 標準偏差を計算するために列DにVarianceを計算しましょう。=POWER(A1-平均,2)*B1

(4) 標準偏差を=SQRT(SUM(D1:D10)/(SUM(B1:B10)-1)で計算して[標準偏差]と名前をつけます（注1）

(5) さて、列Eに標準分布を計算します

NORMDIS(A1, 平均, 標準偏差, false)*SUM(B1:B10)。NORMDISTは0-1の確率分布なので、合計の件数（生徒の数=SUM(B1:B10)）と掛けなければなりません。

(6) 後は、列AをX軸として、列B（データ）と列E（正規分布）を折れ線グラフで画くだけです。

（注1）分布データではなくて実際のデータシリーズもあればSTDEV関数で標準偏差を出すことも可能です。

まず、Excelのツールメニューのアドインで、分析ツールにチェックをして下さい。

ツールの分析ツールでヒストグラムを選び、OKを押して下さい。

ヘルプに従って、項目を設定して下さい。よくわからなければ、入力範囲だけ指定して、グラフ作成にチェックしてOKを押して下さい。

作成されたデータ区間を「あなたのグラフ」と同じにして、もう一度ヒストグラムを作成します。このときに、データ区間として修正した部分を指定して下さい。

あなたのデータを選択して、作成されたグラフにドラッグして下さい。

まとを外していたら、ポイントはいりません。

図が少々雑っぽいですがご参考までに。

正規分布の表ですが、normdist関数を使うと、簡単につくることができます (平均0、標準偏差1の標準正規分布の場合は normsdist関数が便利です)。