Red Hatが反撃体制、3億2500万ドルの株式・転換社債の買い戻し 28
ストーリー by kazekiri
久々に慌ただしい 部門より
久々に慌ただしい 部門より
zonkerman曰く、
Oracle、価格戦争でRed Hatを窮地へのストーリーであるように ラリー・エリソン氏が突如Red Hatに仕掛けた価格戦争だが、 Red Hatも徐々に反抗の体制に移っているようだ。 まず、 MYCOMジャーナルにあるように、 「 Unfakeable Linux(騙しではないLinux)」というOracleのキャッチの もじりをキーワードとした専用ページを設け、Q&A形式でOracleの発表に 対するユーザーへの13のメッセージを掲載した。 また、 ITproで報じられているように、 Red Hatの取締役会は3億2500万ドル規模の株式および社債買い戻し計画を 承認した。これは、もちろん株主対策である。 Open Tech Pressには、 「Oracleには、LinuxおよびLinuxカーネルのコミュニティにおける知識、 経験、帰属感が欠如している。Red Hat Linuxのことで問題が起きたとき、 あなたなら(Red Hatの)Alan Cox氏と(Oracleの)Larry Ellison氏の どちらに助けを求めるだろうか」という言葉もある中、この両社のせめぎ合い は目を離せない。
誰に助けを求めるか (スコア:1, おもしろおかしい)
あほか>OpenTechPress。
重要なのは電話やメールで直接対応するカスタマーサポート窓口。
問題は会議室で起きてるんじゃない、現場で起きてるんだ!
お願いですから (スコア:2, おもしろおかしい)
現場であれこれ言いはじめないでください。><;;
Re:お願いですから (スコア:0)
の名も無き現場の人間にすがりつき、問題解決してくれるなら
誰でも良いのが困ってるユーザーの心理だぞ
会議室なり社長室に引き篭もってる、アランやラリーの顔など
どうでもいいって事でしょう。
>現場であれこれ言いはじめないでください
現場であれこれ言わさないサポート窓口を置いたら、死ぬと思いますけど、
会議室から問題を持ち出さないようにするには、現場(市場)に出して
問題の起きない製品を出せばいいのだが、それは無理な話ですよね。
初期ロットは不良品、電池が地雷、タイマー内臓…のソニー [j-cast.com]なんかどうしたら。
Re:誰に助けを求めるか (スコア:0)
何でも個人趣味の延長で考えるなっつーの。
RedHatも必死だな (スコア:1, 興味深い)
Oracleがサポートをする以上、保証はRedHatではなくてOracleに求めるべき物でしょうから、RedHatが「保証されない」いわれても「何言ってんだ?」という感じですね。こういうのもFUDって言うんだろうか?(OracleがRHELとの互換性を保証しなかったら大笑いですが、さすがにそれはないでしょう。たぶん(^^;)
だいたい、(他の人も言ってたけど)サーバあたり年間10万円(RHEL-ESの場合)のサポート料金ってのはちょっと高すぎ。これだったらWindowsのほうがずっと安い。それともRHELってのは1台だけサポート入って、あとはサポートに入らない使い方できるんだろうか? それならそれで、ISOイメージくらいは自由に公開して欲しいところ。
Re:RedHatも必死だな (スコア:2, すばらしい洞察)
そんなあなたに、CentOS。
年間10万円のサポート料金は「Red Hat Enterprise Linux」のブランド代です;-)
Re:RedHatも必死だな (スコア:1, 興味深い)
Re:RedHatも必死だな (スコア:1)
カーネルは Linux なので、いくらコピーしてインストールしても問題ないと思います。
その他の周辺ソフトウェアも同様ですよね。
自分の組織内だけでのコピーは、商標では縛れないと思うんですが。
Re:RedHatも必死だな (スコア:3, 参考になる)
> これは何の権利に基づくものなのでしょうか。
RedHatLinuxは、確かにカーネルはLinuxだが、商標だけでなくロゴに対して非GPLな
ライセンスを課しているのだ。
RHELの使用に関しては以下のように規定されている。
RHELサブスクリプション契約(購入申込書の後) [redhat.com]
まず、7ページの「4. 報告および監査」には以下のようにある。
> インストール済みのシステムの増設を望む場合、カスタマは、Red Hatから
> 本システムを追加するごとにそれと同数の本サービスを購入する
10ページの、「B 各サブスクリプションのサービスレベル」には以下。
> 原則として、RHNコードはRHNサーバ上に限って使用することができる
次に別紙1の「ライセンス契約および製品の限定保証」には以下のようにある。
> 第2条 知的財産権
> 「Red Hat」の商標及び「Shadow Man」のロゴは、RedHatのアメリカ合衆国及びその他の
> 国家における登録商標である。(略)
> カスタマは、本ソフトウェアを頒布する前に、(略)カスタマは「REDHAT-LOGOS」及び
> 「anaconda-images」と定義されているファイルを修正して、「Red Hat」の商標又は
> 「Shadow Man」のロゴを含むすべてのイメージファイルを消去しなければならない。
まとめると、
「RHEL 1サブスクリプションにつきサーバ一台。根拠はRedHatのロゴと商標」
ということになる。
もちろん上の許諾文のように、CentOSのように、コードの中からRedHatの商標と
ロゴを取り外せば再配布可能となる。
(∑´w`)キョウモ マジレス
Re:RedHatも必死だな (スコア:2)
騒動と同じですねぇ。
Re:RedHatも必死だな (スコア:0)
商標は再配布を禁じる根拠にはなっていても、インストール数を制限する根拠にはなりえん気がするが。
Re:RedHatも必死だな (スコア:1)
> インストール済みのシステムの増設を望む場合、カスタマは、Red Hatから
> 本システムを追加するごとにそれと同数の本サービスを購入する
にて言及されている。
「RedHatのロゴと商標を使う以上はその規約に従う」
「RedHatの規約から抜けるためには商標とロゴの削除が必要」
というところで何か足りなかっただろうか。
(あるいは余計だっただろうか。)
(∑´w`)キョウモ マジレス
Re:RedHatも必死だな (スコア:0)
ロゴの付いた製品を使用することと、商標を使うことは違う。
他者に提供する商品やサービスに名称や印をつけるとき(つまり再配布とか)商標を使うというの。
Re:RedHatも必死だな (スコア:1)
納得したよ。
(∑´w`)キョウモ マジレス
Re:RedHatも必死だな (スコア:0)
で、結局サポートなんてRHN以外は使いやしない。
#よくある?一例
Re:RedHatも必死だな (スコア:2, 興味深い)
というか、昨年会社のファイルサーバを Dellのサーバ & RHEL で組みましたが、ネットワーク周りのトラブルで不安定だったとき、Red Hatに問い合わせたら
「Dellのプレインストールのものなので、サポートは Red Hatではなく Dell が行うことになっている。そっちに問い合わせてくれ」
と言われました。 というわけで、DellサーバについてはRed Hatは直接サポートはしてくれないみたいです。
Re:RedHatも必死だな (スコア:0)
Re:RedHatも必死だな (スコア:0)
OracleがRHELのコードを変更するので、
その変更された後のものが、
Red HatがRHELに対して保証しているものを
必ずしも保証出来る訳ではない、という話であって、
サポートの事をcertificationと書いてるのではないよ。
Re:RedHatも必死だな (スコア:1)
> Red HatがRHELに対して保証しているものを
必ずしも保証出来る訳ではない、という話であって、
文脈はその通り。
しかしながら、RHELは「"AS IS" WITHOUT WARRANT OF ANY KIND」で配布物を
配布しているので、自分たちがいったい何を保証しているのか、RedHat自身も
よくわかっていないのではないだろうか。
「RHELでカーネル上げたらRAIDコントローラが動かなくなった」ことがある。
RHEL同士でも、カーネルバージョンによって互換性が失われたわけだ。
(RHELサブスクリプション契約 1. 条項及び条件)
> 完全に支障がないこと又はエラーが生じないことを保証するものではない。
とあり、これらの問題についてRedHatはそもそも免責されている。
各記事でこれに言及しないのは、FUDは言い過ぎでもフェアではないと思われる
のだが。
(∑´w`)キョウモ マジレス
Re:RedHatも必死だな (スコア:0)
> 配布しているので、自分たちがいったい何を保証しているのか、RedHat自身も
> よくわかっていないのではないだろうか。
"AS IS" WITHOUT WARRANT OF ANY KINDとは、
一切保証しない、のであって、保証出来ない、のではありません。
保証出来るか出来ないか、とは別の話です。
> > 完全に支障がないこと又はエラーが生じないことを保証するものではない。
> とあり、これらの問題についてRedHatはそもそも免責されている。
これは仰られる通りですが、
これはWindowsのEULAでも同じです。
最終的に、サポートはあっても、
正しい動作が保証されているものはほとんどありません。
それより (スコア:1, すばらしい洞察)
サポート費用払わないとパッチすらダウンロードできないなんてひどすぎ!!
Re:それより (スコア:1)
Oracleは、プロプラなソフトですし、ソースコードの知的財産を全て持っているわけなので、Oracle DBのサポート費用は、Oracleが独占して決定するかと・・・ (イヤなら、他に乗り換えて苦労して by Oracle という感じなんでしょうね。)
# システムを構築しちゃうと、DBを変更するコストも馬鹿にならないですわな。
クローズドな製品のサポートとオープンソースのサポートビジネスは、一緒に語るのは難しいかもです。
このまま安易な価格競争に突入すれば、企業体力のある Oracle かつ可能性が高くなりますが、RedHat として、どうやって「RedHat社としての価値」を生み出していくかが勝負じゃないでしょうか。
「大本のディストリビュータだから」という考え方だけだと、今までの保守ビジネスと同じかな・・・
ただし、今までの保守ビジネスは、自社で全ての情報を持っていた強みがあるけど、ことオープンソースの場合には、そこが弱いですね。サポートビジネスも、ビジネスとして成長してきた証拠と思って、状況を見守っていきたいです。
# オープンソースのサポートビジネスというモデルは、対岸の火事ですまされないしな~。
馬鹿だなぁ (スコア:1)
Re:それより (スコア:0)
サポート=サービスであって、商売として行うなら金を取るってのは間違いじゃない。
ってよりも、Oracleそのものにサポート料入れると値段が凄い事になっちゃうじゃ無いですか。
#つーか、Olacle使う案件でサポート渋る様なのは捨てといた方が吉だと思う。
金のなる木 (スコア:1, すばらしい洞察)
Re:金のなる木 (スコア:0)
#美乳好き
理由なき反抗 (スコア:0)
あらあら、反抗期なのね。
# …反攻じゃないの?
Red Hat が恐れてるのは (スコア:0)
株価さえ保てれば、Oracle に顧客を奪われる方はそんなに心配しなくていいはず。
Oracle 側も妙に強気なのはそれが目的だから。