Emacsで人生を振り返る。
Macのスクリーンショットで1日の作業を記録して動画で振り返り - 西尾泰和のはてなダイアリー
に着想を得て、capture-mylife.elというものを作ってみました。
まあ上記のことを実現する Emacsフロントエンドなだけですが・・・。
必要なもの
- キャプチャリング
- scrot or import(Linux)
- screencapture(MacOSX)
- nircmd.exe(Windows)
- 動画化
- avconv or ffmpeg
デスクトップ全体のキャプチャリングはすべて対応していますが、
アクティブな Windowのキャプチャリングについては scrotをインストール
した Linux環境に限られます。importコマンドや xwdコマンドでも実現
できるはずなのですが、デスクトップ全体だと問題ないのですが、特定の
Windowを撮影するとエラーが返ることが多々あったのでその用途には
使っていません。Linux以外は個別の Windowをコマンドラインから
マウス操作なく撮影する方法がわかりませんでした。
使い方
キャプチャリング開始
M-x capture-mylife:start
キャプチャ頻度と撮影タイプ(Linux+scrotのみ)が問われます。
キャプチャした画像はデフォルトでは "~/.emacs.d/capture-mylife"に
出力されます。
キャプチャリング停止
M-x capture-mylife:stop
キャプチャリング再開
M-x capture-mylife:continue
Emacsが落ちたときに再開させるためのインタフェースです。
キャプチャリングを動画化
M-x capture-mylife:convert-movie
出力形式、出力サイズ(1024x768みたく入力する)、fpsが問われます。
出力ファイルはデフォルトでは "~/.emacs.d/capture-mylife"以下に
生成されます。
デモ動画
capture-mylife.elを使って撮影したデモ動画です。
おわりに
元記事にあったように、大雑把にとって自分の行動を振り返って
見るということもなかなか楽しいものだなと思いました。
デスクトップ全体を撮影したものを自分で何度か見てみましたが、
作業中でもブラウザに頻繁にスイッチしていてあんまり集中できて
ないな〜とか思いました。みなさんも一度自分の作業風景を
振り返ってみるといいのではないでしょうか。