1月5日は囲碁の日だ。近年の囲碁界への最も大きなインパクトといえば、2016年のAlphaGoの登場だろう。そして、2024年のノーベル賞は、AlphaGoを開発したDeepMindのDemis Hassabisに与えられた。
そんなことを考えているうちに、ドキュメンタリー映画「AlphaGo」を久しぶりに見ようという気持ちになった。改めて鑑賞してみると、登場人物それぞれの感情のうごめきを繊細に表現した良い映画だと感じた。Lee Sedol、Demis Hassabis、David Silver、Fan Huiらが、その瞬間に何を思ったのだろうと、深く考えさせられる。
なかでも、第4局の終局直後、Demis HassabisとFan HuiがLee Sedolにかけ寄るシーンは、この映画で最も好きなシーンだ。そこには、人間とAIの壁を超えて存在する尊敬の念を感じることができる。
リンク https://www.alphagomovie.com/
AlphaGo vs Lee Sedol 第4局