米連邦議会、上下両院の「ねじれ」続く見通し
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【11月7日 AFP】米連邦議会選は6日、大統領選と同時に投開票され、上院(定数100)は民主党が引き続き過半数を確保する一方、下院(定数435)は共和党が過半数を維持する見通しで、上下両院で2010年から続く「ねじれ」状態が続くことがほぼ確実となった。
上院で改選対象とされたのは33議席で、うち民主が23を占めていた。共和党は改選前から4議席増やせば過半数奪還を実現できたが、勝利が期待されていた数議席の獲得に失敗した上、民主党に3議席を奪われ、その望みは大きく遠のいた。
下院では、共和党が過半数を維持するとの予測が各放送局により早い段階で出されている。民主党が過半数を超えるには25議席を奪取する必要があるが、その可能性は薄いとみられる。
世間の注目は大統領選に集中していたが、連邦議会選はワシントンの政治的亀裂を緩和する大きなチャンスだった。専門家らは今回の改選によって米議会のこう着状態が解消されることを期待していたが、ここ2年間続いた「何もしない議会」に嫌気がさしている有権者の気持ちとは裏腹に変化はみられそうにない。(c)AFP/Arthur MacMillan
上院で改選対象とされたのは33議席で、うち民主が23を占めていた。共和党は改選前から4議席増やせば過半数奪還を実現できたが、勝利が期待されていた数議席の獲得に失敗した上、民主党に3議席を奪われ、その望みは大きく遠のいた。
下院では、共和党が過半数を維持するとの予測が各放送局により早い段階で出されている。民主党が過半数を超えるには25議席を奪取する必要があるが、その可能性は薄いとみられる。
世間の注目は大統領選に集中していたが、連邦議会選はワシントンの政治的亀裂を緩和する大きなチャンスだった。専門家らは今回の改選によって米議会のこう着状態が解消されることを期待していたが、ここ2年間続いた「何もしない議会」に嫌気がさしている有権者の気持ちとは裏腹に変化はみられそうにない。(c)AFP/Arthur MacMillan