【1月21日 AFP】全豪オープンテニス（Australian Open Tennis Tournament 2013）は21日、男子シングルス4回戦が行われ、フランスのジェレミー・シャーディ（Jeremy Chardy）が5-7、6-3、6-2、6-2で第21シードのアンドレアス・セッピ（Andreas Seppi、イタリア）を破り、キャリア初の四大大会（グランドスラム）準々決勝進出を果たした。

　世界ランキング36位のシャーディは序盤こそ今ひとつだったものの、その後盛り返して3セットを連取し準々決勝へと駒を進めた。

　25歳のシャーディのグランドスラムでの自己ベストは、全仏オープンテニス2008（French Open 2008）の4回戦進出。そこではスペインのニコラス・アルマグロ（Nicolas Almagro）に敗れて突破を阻まれた。

　また、これまで6度挑戦してきた全豪では、2回戦進出が最高だった。

　シャーディは試合後、「これまで全豪では良くないことが多かったけど、今年はいいプレーができている。コートでの感触はかなりいい。今日は最初からすごく難しい試合だったし、疲れはしたけど、グランドスラムの4回戦なんだから気持ちを強く持つしかなかった」とコメント。

　シャーディは同時にひざの状態が思わしくないことも明かしているが、「痛みはあるけれど、準々決勝へ進めたんだ。忘れるようにしなければ」と語った。

　準々決勝でシャーディは、同じフランス出身のジル・シモン（Gilles Simon）と全米オープン（The US Open Tennis Championships 2012）覇者アンディ・マレー（Andy Murray、英国）の勝者と対戦する(c)AFP