【4月26日 AFP】女子テニス、ポルシェ・テニス・グランプリ（Porsche Tennis Grand Prix 2013）は25日、ドイツのシュツットガルト（Stuttgart）でシングルス2回戦が行われ、大会第2シードの李娜（Na Li、ナ・リー、中国）は6-1、6-2でクロアチアのミルヤナ・ルチッチ（Mirjana Lucic）を退け準々決勝に進出した。

　1月の全豪オープンテニス（Australian Open Tennis Tournament 2013）で準優勝した李は、クレーコートシーズン初戦となったこの試合では、わずか74分でストレート勝ちを決めた。

　李は準々決勝を前にして、すでに優勝者に贈呈される新車のスポーツカー獲得を狙っていることを認めた。

「うちのガレージには新車を置くスペースが十分にある。とても素敵な車だわ」と李は、コートの脇に展示されているポルシェの新車を指して冗談交じりに語った。28日の決勝戦に勝てばそのまま運転して帰ることもできる。

「コートの種類が変わると適応するのは大変。今季初のクレーの試合に勝ててうれしい」

「ミルヤナはフラットにプレーするのでそのための準備も必要だった。また、彼女は経験豊富なので厳しい戦いになるだろうと予想していた。試合では、より積極的に攻めることができ、また勝つための戦術が間違っていなかったことがわかって、嬉しかった」

　李は準々決勝で、ユリア・ゲルゲス（Julia Goerges、ドイツ）を2-6、7-6、6-2で下した第5シードのぺトラ・クヴィトバ（Petra Kvitova、チェコ）と対戦する。

　全仏オープン（French Open 2013）の前哨戦でもあるこの大会には、ロシアのマリア・シャラポワ（Maria Sharapova）が第1シードとして出場している。(c)AFP