英国のキャメロン首相、訪中を前に「微博」デビュー
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【12月1日 AFP】英首相官邸は30日、中国・北京(Beijing)を訪問するデービッド・キャメロン(David Cameron)首相が、中国のマイクロブログ「新浪微博(Sina Weibo)」に登録し、初めてメッセージを投稿したと発表した。
初の投稿は英語と標準中国語で書かれた、「中国にいる友人の皆さん、こんにちは。微博に登録できて嬉しく思っています。また、近く中国を訪問することを楽しみにしています」というもので、すでに2万4000回以上転送されている。首相のアカウントをフォローした人はすでに10万1000人を超え、首相がてんびん座であるという情報もすぐに多くの人が知るところになった。
首相官邸の報道官はAFPに対し、このアカウントはなりすましではなく、本当に首相のものであることを確認した。
キャメロン首相は2009年、自身がツイッター(Twitter)を使わないのは「トゥイット(twit、誰かの失敗や誤りをあげつらうなじりやからかい)を言い過ぎるとトゥワット(twat、軽蔑に値するばかな人。女性器・性的対象としての女、という意味もある)になるかもしれないから」と述べて物議を醸した。その後2012年10月に作られたキャメロン首相のツイッターのアカウント「@David_Cameron」は、現在52万5000人以上にフォローされている。
キャメロン首相は1日、中国に向けて出発する。今年3月の習近平(Xi Jinping)国家主席の就任後初となる訪中の目的は、中国の新指導部と良好な関係を作り、両国の経済的な結びつきを強化することだ。キャメロン首相の訪中には複数の閣僚のほか、財界首脳らも同行する。(c)AFP