【そもそも解説】ガザ戦争、なぜ長期化? 停戦で今後の展望は
イスタンブール=佐藤達弥
パレスチナ自治区ガザで4万6千人超の死者を出し、1年3カ月以上も戦闘を続けてきたイスラエルとイスラム組織ハマスが停戦と段階的な人質解放に合意しました。戦闘はなぜこれほど長期化し、どんな人道被害をもたらしたのか。今後の展望と合わせて、解説します。
Q そもそも、どうして戦争になったのか。
A ガザを実効支配してきたハマスが2023年10月7日、イスラエルに大規模な越境攻撃を仕掛け、市民ら約1200人を殺害したのが直接のきっかけだ。この際、ハマスは200人以上を捕らえて人質とした。イスラエルは直後に報復としてガザに軍事侵攻し、空爆や地上部隊による攻撃を続けてきた。
Q 最新の戦況は?
A イスラエル軍は23年末…
イスラエル・パレスチナ問題
イスラム組織ハマスが2023年10月7日、イスラエルに大規模攻撃を行いました。イスラエルは報復としてハマスが実効支配するパレスチナ自治区ガザ地区に攻撃を始めました。最新のニュースや解説をお届けします。[もっと見る]