絶大な人気を誇るクラシック・ギタリスト、
村治佳織のニュー・アルバム
『ポートレイツ』(UCCD-9763 税込3,500円)が10月7日にリリースされます。
約一年に一枚のペースで新作を発表している村治佳織ですが、今作はギター一本で臨んだソロ・アルバム。“ギターで聴きたい名曲たち”というコンセプトのもとに、あらゆるテクニック(トレモロ、ピッキング・ハーモニクス、ミュート、フラメンコ、パーカッシヴ奏法など)を駆使した会心作に仕上がりました。
エリック・クラプトンの「ティアーズ・イン・ヘブン」、
坂本龍一の「戦場のメリー・クリスマス」「エナジー・フロー」など、クラシックにとどまらないバラエティ豊かな選曲で、ギター一本で演奏しているとは信じられないようなサウンドを創出しています。
これまでのアルバムにも収録してきた
武満徹の『ギターのための12の歌』は今作で完結。
アンドリュー・ヨークの「サンバースト」はイントロダクション付の完全型で再録されました。
ビートルズの「イン・マイ・ライフ」は、イョラン・セルシェルが自身のアレンジを村治佳織に提供したものです。
ほかにも、クラシック曲では来年の
ショパン・イヤーにちなんで夜想曲第2番を収録。
バーンスタインの『ウェスト・サイド・ストーリー』からもメドレーで3曲演奏しています。
あらためてクラシック・ギターの魅力と可能性を感じさせてくれる一枚、ぜひお楽しみください!