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“はい”が“ええで”に、“いいえ”が“あかん”に「関西弁Windows」Windowsの各種メッセージダイアログを関西弁に変換
普段話す言葉は関西弁なのにWindowsが投げかけるメッセージはすべて標準語、このことに不満を感じている関西人ユーザーは多いだろう。標準語にあこがれているのならまだしも、標準語に違和感を覚える、または関西弁をこよなく愛すというユーザーにしてみれば、会話はすべて関西弁であってほしいもの。 そんなユーザーにお勧めするのが「関西弁Windows」だ。本ソフトを利用すれば、Windowsが投げかける無機質なメッセージを心温まる関西弁にしてしまうことが可能。また未完成のため一部のメッセージにしか対応していないが、三河弁と津軽弁も利用できる。使い方はソフトを起動し、プルダウンメニューから3つの方言のうち好きなものを選んで画面を閉じるだけ。するとタスクトレイに常駐し、Windowsが表示するダイアログを自動的に各方言へ変換してくれる。 対象となるダイアログは、Windowsや各アプリケーションが共通して利用する確認メッセージなどのダイアログで、たとえば、メモ帳や「秀丸エディタ」「EmEditor」といったテキストエディターの保存確認ダイアログなどが該当する。ただし、アプリケーション側が独自に表示するダイアログには対応しない。 変換内容は、たとえば関西弁の場合はダイアログ上の“はい”“いいえ”“キャンセル”のボタンがそれぞれ“ええで”“あかん”“何でやねん”に置き換わる。三河弁の場合は“ええよ”“あかん”“やめりん”となり、津軽弁の場合は“んだ”“まいね”“やめてけ”と情緒あふれる言葉に置き換わる仕組みだ。 ボタン以外のメッセージでは、“保存しますか?”が“保存したろか?”となったり、“~の内容は変更されています。”が“~は変更されとるでー”となるなど、フレンドリーな表現に置き換えてくれる。また特殊なメッセージとしてWindows Update完了時に表示される“コンピュータの更新を完了させ、更新を有効にするには、コンピュータを再起動してください。”というメッセージを“再起動せなあきまへん。”と極めてシンプルに変換してくれるのもうれしい。 少し関西弁が煩わしく感じたら、タスクトレイアイコンの右クリックメニューから本ソフトを終了させ、元の無機質なWindowsに戻せばよい。また作者サイトでは、関西弁のほか津軽弁や土佐弁などの方言ファイル作成の協力者を募集している。さらに作者によると、方言以外にも“ゆうこりん語”“しょこたん語”“のりぴー語”“ルー語”なども歓迎とのこと。
【著作権者】あら 氏
□あらのホームページ (久保 望)
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