ついに! 日本にもWindows® Phoneがやってきたぞー!
ギズモード編集部では一足お先にKDDIさんからWindows® Phoneをお借りする事ができたので、皆様に詳しくご紹介したいと思います。まずは外観からご紹介致しましょう。
今までのメカっぽいイメージとか知的なイメージが強いスマートフォンとは違い、ポップでキュートなデザインです。色は三色あり、可愛らしいイメージのシトラス。少し大人びた方にはマゼンダ。そしてクールなブラックの三色です。
個人的に気に入っているのはシトラスのカラーです。ちょっとアピールしたくなるような可愛さがイイですよね。さて、それではさっそく手に持ってみましょう。
■Windows® Phoneを触ってみよう
持ってみた感想としては、手にピタッと吸い付く、初めて触ったとは思えないくらいジャストフィットでした。
重さもとても軽く約113g。そして防水、防塵なので多少の汚れを水で洗い流しちゃっても全然問題ないようですよ。メモリは32GBと大容量かつ、Microsoft®のオンラインストレージ「SkyDrive」も使用できるのでメモリには困らないかもしれませんね。ディスプレイは3.7型で耐指紋コート。天気のいい日に外で使ってみたんですけど割と画面は見えましたので操作にはそこまで支障はありませんでした。
前面についているボタンは三つ。バックボタン(←)とホームボタン(Windowsロゴ)、検索ボタン(虫眼鏡)です。各ボタンも押しやすくストレスを感じる事はありませんでしたよ。バックボタンはとても便利で、押すとどんな時でも前の画面に戻るので操作ミスの時などに非常に助かります。さらに長押しすると今まで起動したアプリの履歴が出てきてすぐにそのアプリを起動することも可能です。外部インターフェースは3.5mm イヤホンジャックとmicroUSBです。バッテリーは1460mAh。連続待機時間は約210時間。文句ないかも。
■新たな操作性、メトロUIについてみてみる
次は大事な中身のご紹介です。まず操作感ですが本当にサクサクぬるぬる。正直ココまで気持ちいいとは思ってもいませんでした。触れば触るほど...。なんていうんでしょうね。すごくテンションが高くなっていくのがわかりました。それはスマートフォンの顔でもあるUIが優れているからでしょう。今回搭載されているUIはメトロUIといい、Windows® Phoneの目指した「心地よさ」の実現が可能になっております。まずは動画でそのサクサク感をご覧ください。
このメトロUIの特徴は操作しやすいところにあります。とても簡単で上下にスクロールか左にスワイプが基本操作です。片手で操作するために適した操作方法になっており非常に使いやすい印象でした。いかに直感的に操作できるかを追求した最高の形がコレかもしれませんね。
更に細かく見ていきましょう。このWindows® PhoneはOSの中にTwitterとFacebookがアプリとしてではなく組み込まれており、ソーシャル機能を一括して管理する事が出来ます。とてもソーシャルなスマートフォンになっているのも特徴の一つでしょう。
そこで活躍するのがPeopleとMeです。Peopleは「すべて」「新着情報」「最新」の三つのカテゴリに分かれており「すべて」はTwitterとFacebook、Windows Liveの友達が表示され、電話帳とSNSが一緒になったようなものになっています。「最新情報」にはそれぞれのユーザーの新着情報が表示され、ここからいいねやリツイートもできますよ。「最新」はチェックしたユーザーの履歴が確認できます。よく連絡を取り合う人や、気になるユーザーをスタート画面に登録することもここから出来ます。
次に自分の状況を発信や確認が出来るMe。こちらは「プロファイル」「通知」「新着情報」の三つのカテゴリに分かれており、チェックインやつぶやき、自分宛の通知などを確認する事が出来ます。
■様々なコンテンツを簡単に確認、パノラマUIって?
このように沢山ある機能を一つに集約したものを「ハブ」と呼びます。Peopleを例にすると、画面を左右にスクロールすることでそれぞれのコンテンツにアクセスができる様な仕組みになっております。これを「パノラマUI」と呼び、一つの大きな画面を横にスクロールしながら確認するような作りになっています。写真を左から順番に見て頂くとわかりやすいと思います。
僕が一番気に入ったハブはPicturesハブですかね。ここもソーシャルな機能が搭載されており、カメラロール、外から保存した画像、SkyDrive、Twitter、Facebookなどすべて確認できます。そして新着情報として友人がウォールなどに掲載した写真もココから確認することが出来ます。SkyDriveへの自動アップデートにも対応しておりますのでメモリも気にせず写真を撮れますね。
その他に特徴があるものはMicrosoft® Officeの確認、編集やXbox LIVEとの連携が出来ます。Wi-Fi、Bluetooth™にも対応。電話音質もはっきりボイスが搭載されているので多少雑音がひどい場所に行っても通話が良く聞こえます。搭載されているブラウザはInternet Explorer®ですがフラッシュの表示は今のところできませんでした。
■カメラも綺麗に撮れる高性能
さて最後にカメラ機能の紹介。カメラはすごいですよ。なんと1320万画素です。カメラの起動は側面にある写真ボタンを押すだけですぐに起動します。LEDフラッシュライトも搭載。ボタンを半押しでピントを合わせて、押し込んで撮影。もちろん画面タップでも撮影できます。さて画像ギャラリーをどうぞ!
さてさて、いかがだったでしょうか。冒頭でも申しましたが使い込んでいくにつれてどんどん魅力に引き込まれていきます。それもこの操作性の良さと、サクサク快適なのがとても大きいです。現在KDDIデザイニングスタジオとau NAGOYAにて展示を行っているそうなので是非まずは触ってみてください!
※IPX5/IPX8等級の防水、IP5X等級の防塵性能。
※キャップ類・電池フタは確実に取り付けてください。
(長谷憲)