最近またアップル社員がiPhone試作機をバーに置き忘れたなんて話がありましたが、今度はアップルストアからアップルの内部文書が流出してしまったようです。それも、ユーザーが修理に出したHDDを通じて。
Cult of Macにこの情報を寄せた人物によれば、彼はアップルストアでTime Capsuleを修理に出していました。そして修理から戻ってきたTime CapsuleのHDDを確認すると、そこにはアップルストア関連の秘密らしき情報が詰まっていたんだそうです。
一体何があったんでしょうか?
短く言えば、うっかりミスなのでしょう。
長く説明するとこうです。情報源の人物がTime Capsuleをアップルストアに引き取りに行くと、ジーニアスが修理済みのTime Capsuleと一緒に、古いリプレースされたHDDをくれました。古いHDDは壊れているはずだったのですが、彼は家に戻ってからそれをコンピューターにつないでみました。するとまだ使える状態だっただけでなく、そこにはアップルストアのサーバーをTime Machineでバックアップしたものがぎっしり詰まっていたのです。具体的には、2009年後半から2011年5月までの以下のような内部文書でした。
機密文書、内部マニュアル、アップルのセールステクニック、アップルストアの業務チェックリスト、商品レイアウト、タイムスケジュール、アップル従業員しか見られないアップルの企業活動の写真やビデオ、ストアミーティングのビデオ、事業構造、などなど。
この人物は問題のHDDをCult of Macにお金で売ろうとしたのですが、同サイトではネタを買い取ることはしていないので断られました。でも、Cult of MacはFinderに複数ファイルが入っているスクリーンショット(そのひとつが上の画像)は入手したそうです。これが本物だとしたら、今頃ジーニアスさんは真っ青になっているのかも...。
Jesus Diaz(原文/miho)