あなたは大丈夫? iCloudのセキュリティアップのためにApple IDのパスワードを変更しよう

  • author 三浦一紀
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あなたは大丈夫? iCloudのセキュリティアップのためにApple IDのパスワードを変更しよう

先日、こちらの記事でご紹介したように、米GizmodoでiCloudのパスワードを盗まれて、データ全部消されちゃったという事件がありました。かなりショッキングな出来事です。

でも、他人ごとじゃありません。もしかしたら、あなたも誰かにパスワードを盗まれてハックされてしまう可能性だってあるんです。

そこで今回は、iCloudのパスワードを変更する方法をご紹介しましょう。iCloudのサインインには、Apple IDのアカウントとパスワードを利用するので、Apple IDのパスワードを変更するということになります。

Apple IDのパスワードって、普通は最初にApple IDを作ったときに設定して、あとはそのままっていうことが多いですよね。そのうち、自分でもどんなパスワードだったのか忘れてしまうことも......。ちゃんと覚えておかないといけませんよ。

ということで、Apple IDのパスワード変更方法の解説、始めましょう。

My Apple IDにアクセス

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まずは、アップルの「My Apple ID」というサイトにアクセス。ここでは、Apple IDの新規作成やパスワードの変更、Apple IDの確認などが行えます。今回はパスワードを変更するために、「パスワードをリセットする」を実行します。

現在使っているパスワードを入力

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次の画面では、現在使用中のパスワードを入力します。入力したら「次へ」をクリック。

認証方法を選択

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次に認証方法の選択画面になります。「Eメール認証」は登録されているメールアドレスに認証メールが送られてきますので、そのメール内に記載されたURLアドレスにアクセスして認証します。「セキュリティの質問にこたえてください」は、Apple ID登録時に設定した質問と答えを入力して認証する方式。今回はあえてこちらをチョイス! 選択したら「次へ」をクリックしましょう。

誕生日を入力

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誕生日を選択します。サバを読んではいけません。選択したら「次へ」をクリック。

質問の答えを入力

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セキュリティの質問に答えます。僕、父親の誕生日なんて質問に設定してたんですね......。四苦八苦しながらなんとか思い出して入力しました。そして「次へ」をクリック。

新しいパスワードの入力

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新しいパスワードの入力を行います。パスワードは最低8文字。少なくても1文字の数字と2文字のアルファベットが必要で、大文字小文字が1文字ずつ必要です。Apple IDと同じパスワードはNG。そして過去1年間に利用したパスワードも使えません。パスワードを入力していくと、隣に必要条件が表示され、満たされていない条件は赤く表示されます。頭をひねってパスワードを考えましょう。

パスワードのリセットを実行

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パスワードの必要条件が満たされるとセキュリティ強度が「適度」などになります。長ければ長いほど強固になりますが、忘れちゃう可能性もあるのでほどほどにしておいたほうがいいでしょう。そして、「パスワードの確認」にもう一度パスワードを入力して「パスワードをリセット」をクリックします。

パスワード変更完了

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これにて完了。次回からiCloudやApp Storeなど、Apple IDを使うサービスを利用する際には、新しいパスワードを入力します。iPhoneやiPadから利用する場合も、新しいパスワードを入力し直す必要があります。

これでパスワードが変更できました。パスワードはできるだけ暗記しておきましょう。メモに残しておいたりすると、誰かに見られてしまう可能性があるので注意。よく会社などで、パスワードを付箋に書いてディスプレイやノートPCに貼っている人がいますが、気をつけたほうがいいですよ

ということで、Apple IDのパスワード変更の解説でした。最後までお読みいただき、ありがとうございます。

[My Apple ID]

(三浦一紀)