ジェスチャーコントロールは、まだ課題の多い領域です。しかし、たとえばLEAPのように、ジェスチャー入力の未来へとつながる有望なインターフェースもあります。そして、筋肉の動きを読み取るThalmic LabのBlutoothアームバンド「MYO」も、その一つに加わるかもしれません。
MYOは、よくあるジェスチャー入力のようにカメラで手や腕の動きを捉えるのではなく、アームバンド型センサーを上腕二頭筋にはめて筋肉の動きを捉えることで手や腕の動きを理解しています。この仕組みなら、今までよりジェスチャー入力の幅が広がりそうですね。
制御デバイスとの通信に使われるのはBluetooth。OSは、まずMacとWindowsに対応し、そのあとiOSとAndroidに対応するそうです。開発者向けユニットは、現在150ドル(約1万3800円)で予約受付中ですよ。
まだ詳しい情報が公開されていないので、実物をさわるまで評価を下すのは控えておきたいと思いますが、未来感あふれる動画がかなり魅力的ですね。意図しない動きのデータを排除しつつ、微妙な動きを確実に読み取ることができるのか、非常に興味深いです。
[MYO via TechCrunch]
Eric Limer(Rumi 米版)