スノーデンの一件以降、ネット検索の方法に変化が出てるらしい

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    スノーデンの一件以降、ネット検索の方法に変化が出てるらしい

    エドワード・スノーデンが、アメリカ政府がアメリカ国民のネットライフを監視していることを暴露してからというもの、テック系の会社は暗号化を進めているし、他国政府からの信用は落ちてしまったし、少なからず変化は出てきました。さらに、最近の研究(英語)によると、ネットユーザ自体が、以前と比べて気をつけて検索するようになったのだとか。

    アレックス・マシューズとキャサリン・タッカーの研究は、約300にのぼる、デリケートな言葉の検索頻度を、スノーデンの一件の前後で比較した、というものです。その結果、ユーザはアメリカ政府とトラブルになりかねないような言葉の検索を行なうことが少なくなったようです。

    TorとかDuckDuck Goみたいな、身元を隠す手段を使ってみた方も中にはいるかもしれません。仮に意識的に検索の仕方を変えないにしても、国家安全保証局(NSA)に監視されているかもしれない、いうことが頭の中にある以上、それが自分の検索方法に少なからず何かしらの影響を与えている、というのにも納得がいきますね。

    Brian Barrett - Gizmodo US[原文

    (沢田太陽)