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OS X Yosemiteで追加された新機能ハンドオフ。この機能を使えば、iOSデヴァイスで使っていたアプリをMacでそのまま使ったり(例えばiPhoneで書いていたメールの続きをMacで書いたり)、その逆も可能になります。ただ残念なことに、このハンドオフ機能は全てのMacで使えるわけではないのです。
ハンドオフ機能の使い方使い方自体はとても簡単です。まずお使いのデヴァイスでハンドオフ機能がONになっていることを確認してください。iOSでもOS Xでも「一般」の項目から選択できるはずです。この時BluetoothをONにすることもお忘れなく。
セットアップが完了したら、もう準備完了です。今のところこの機能が使えるのはアップルのアプリ(メールやSafari等)に限られていますが、それでも十分便利そうです。
Macでアプリを使っているなら、iOS デヴァイスのロックスクリーンの端に、小さなアイコンが見えるはずです。それをスワイプしたら、Macで使っているアプリのセッションをそのまま引き継ぐことができます。同様にiOSデヴァイスを使っている最中でも、Macの方にアイコンがポップアップしてくるはずです。それをクリックすると、セッションが再開されます。
なぜ使えないのかハンドオフ機能を使用するには、お使いのデヴァイスの全てにBluetooth 4.0が搭載されている必要があります。iOSデヴァイスではこれは大して問題にはならないでしょう。第3世代以降iPadや4S以降のiPhoneでは、同ヴァージョンにアップデート済であるので、何の支障もなくハンドオフ機能を利用できるはずです。しかしながらMacの中には、同機能を使うことができないモデルもあるのです。iMoreが、どのモデルがBluetooth 4.0を持っているのかをまとめてくれています。
- Mac mini、MacBook Pro、iMac、MacBook Airは2012年モデル以降がBluetooth 4.0を搭載
- Mac Proは2013年12月発売のモデルから搭載
お使いのMacがいつ製造されたモデルかわからなくても大丈夫です。以下の方法でBluetooth 4.0を搭載しているかどうか調べることができます。
まずデスクトップの左上のアップルマークをクリックして「このMacについて」を選択してください。あらわれたウィンドウから「詳しい情報」→「システムリポート」と辿っていくと、項目の「ハードウェア」の中に「Bluetooth」が見つかるはずです。さらにその中に「LMPのバージョン」があり、ハンドオフ機能を使えるようにするには、これが0x6となっていれば大丈夫。それ以前のものならば、残念ですがお持ちのパソコンではハンドオフ機能は使えないということになってしまいます。
source: Lifehacker and iMore
Mario Aguilar - Gizmodo US[原文]
(Tomo)