ホットペッパー HOTPEPPER グルメ THE宇宙
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昨年某日ホットペッパーチームの会議が行われていた。
ホットペッパーグルメの検索エリアを拡大しようという議題であった。
先輩A「やっぱお隣の中国か韓国じゃないか?」
先輩B「いやいや、ハワイとか需要あるんじゃない?」
後輩「あの〜みなさん火星はどうですか?」
先輩A「はあっ?何言ってんのお前?」
先輩B「火星ってお前、まず店とかねーだろーが!」
後輩「いやいや、これ見てください。
“火星 居酒屋”でワード検索したらこんな画像が出てきたんですよ。」
後輩「マルの影の部分が気になったので拡大しました。」
先輩A「これ居酒屋じゃねーかよ！」
先輩B「赤提灯!? なんか変なのもいねーか?」
後輩「あとこれです。この人面岩の近くにある
丸いくぼみから水分が検出されたんですよ。」
先輩A「これ、ビールジョッキの跡じゃねーかよ！
しかも、キンキンに冷えてる奴っしょ！」
後輩「間違いないですね。」
上長（キンキンだと・・・）
WEB班青年「たしかに・・・、火星の寒暖差は、
キンキンのビールに最適な環境です。」
後輩「みなさん僕を火星に行かせてください！」
それまで黙って会議を聞いていた上長が叫んだ。
「よしっ！お前火星に行ってこい！」
火星出張 当日
目指す火星には居酒屋は存在するのだろうか?
火星探索に乗り出した彼の手には
ビールジョッキがにぎりしめられていた。
後輩「地球班応答願えますか?」
先輩B「聞こえるぞ！居酒屋見つけてくれよ」
先輩A「お前、そのビールわかってんだろうな」
後輩「はい、キンキンです！」
後輩「暑いっす。早く飲みたいっす。
我慢できないっす。
キューッと」ズザザザ
先輩B「おい！どうした。大丈夫か？」
先輩B「ちょっ!おま！応答しろ！
乾杯前に飲むんじゃねーぞ！」
後輩「ピー ズザッガッピー ズザッ
ズザッ！ズザザッ?ザーピッーーーーーーープツン！」
残念ながらここで彼との通信は途絶えてしまったのだ。
彼の安否も気がかりでならない。。。
我々は彼の成功を信じ、
ホットペッパーグルメ THE 宇宙の準備を進めていたのだ。
果たして彼は火星で居酒屋をみつけたのか？
自身の手で検索してほしい。
