スウェーデンの個人デベロッパーで、非常にマニアックで変わった短編ゲームを多数リリース。次回作の『Hotline Miami』は80年代のような2Dグラフィックスとクリエイティブ性が融合した期待作。海賊行為を容認するような先進的な姿勢も高く注目。プレイヤーが払いたいだけ払う「Pay What You Want」システムを先導しました。
■Cygames http://www.cygames.co.jp/
「全く新しいセグメントを開拓するのは常に困難だが、東京のCygamesはそれを成し遂げた」と高く評価。『神撃のバハムート』(Rage of Bahamut)は年初に米国でリリースされ、「驚くべき成功」を収めました。これは流行ではなく、ニッチなコアゲーマーから高い収益を得ることで成功することができるというモデルを多くのデベロッパーに提示した、としています。
■Double Fine http://www.doublefine.com/
ゲーム開発がゲームプレイヤーの資金によって成り立つという民主化を果たした2012年。それに先鞭をつけたのはDouble Fineの『Double Fine Adventure』でした。同社はKickstarterで当初の希望額の8倍にも上る3300万ドルを集め、クラウドファンディングの時代の到来を告げました。また、次に何のプロジェクトを進めるべきか募集する「Amnesia Fortnight」プロジェクトも行いました。
トロントのインディーデベロッパー、Christine Loveは日本スタイルのビジュアルノベルを西欧に紹介。2月に発売された『Analogue: A Hate Story』は残された日記を紐解き、失われた文明の謎を解き明かしていくというゲーム。可愛らしいキャラクターも登場。インディーズながら4万本以上のセールスも記録したとのこと。
フィンランドのデベロッパーSupercell。2011年にブラウザのMOアクションRPG『Gunshine』で壮絶な失敗をした後の華麗な転身を予想した人はいるのでしょうか? iOSでリリースした『Clash of Clans』『Hay Day』の大ヒットは毎日50万ドルを同社にもたらしているとのこと。失敗から学ぶ、これを上手くやりきったということです。