『MOTHER2』は、任天堂が1994年8月27日に発売したスーパーファミコンソフトです。開発が難航している中、当時HAL研究所の社長兼プログラマーだった岩田氏が制作に参加し、無事完成に至ったというエピソードはファンの間で有名な話です。
『MOTHER2』は後にゲームボーイアドバンスソフト『MOTHER 1+2』として携帯機向けに移植されしたが、Wiiのバーチャルコンソールでは配信されませんでした。GBA版発売から数えて実に9年9ヶ月ぶりにWii Uで遊べるようになります。しかもファミコン生誕30周年記念Wii Uバーチャルコンソール体験キャンペーンの第3弾として、3月20日より30日間限定価格の30円で配信されます。
(※キャンペーン期間終了後は、今春に行われる本体更新後より通常価格で配信)
今回公開となった『MOTHER2』ふっかつ記念対談は、「『MOTHER2』のはじまりは。」「いろんなところに思い出がある。」「特別なゲームの宴黙な作者。」の全3回で、今日から3日間連続で公開。第1回目は『MOTHER2』を岩田氏がイチから作り直すという有名な話を始め、「タコけしマシン」などについて語られています。あわせて、糸井氏からのビデオメッセージも動画で公開されていますので、こちらもご覧ください。
また、岩田氏は任天堂公式Twitterアカウントにて、自宅から見つかった糸井氏のサイン入り『MOTHER2』パッケージを披露しています。
[岩田]こんにちは、任天堂の岩田です。20日からWii Uバーチャルコンソール版『MOTHER2』が配信されます。私自身もプログラマーとして関わった、とても思い出深いソフトです。自宅で懐かしいものを見つけたので、写真を掲載します。 twitter.com/Nintendo/statu…
任天堂株式会社さん (@Nintendo) 2013年3月18日
なお、Wii Uバーチャルコンソール配信に先駆けてMiiverseコミュニティがオープン。既にファンからたくさんの書き込みが投稿されており、現時点で5000件を突破しています。
『MOTHER2』をかつてプレイした方も、『スマブラ』でネスを始めて知った方も、まだ遊んだことが無い方も、ぜひチェックしてみてください。