PCはいつの間にか不要なファイルでいっぱいになっているものだ。いらないものを片付けて、古いPCをぴかぴかにする方法を紹介する。(Lifehacker)
キーボードに引っかかっている3年前のスナック菓子のカケラだろうと、壊れたエントリでいっぱいのレジストリだろうと、古いPCにはちょっと掃除をしてあげた方がいい。Windowsにはいつの間にか、使ったこともないのに自動的に起動するゴミのようなプログラムや、一時ファイルや複製したファイル、複数のデスクトップショートカット、HDDを占拠していることを忘れていた数Gバイトのデータがたまってしまう。ここで紹介するPCを掃除する10の方法で、古いPCをもう一度ぴかぴかの新品のようにしてあげてほしい。
作業スペースに散らばっているショートカットと文書をすべて消す。デスクトップからアイコンを一掃(英文)して、Launchyのようなアプリケーションランチャーを使う。これで何かに気を取られることなく、必要なものにすぐにキーボードからアクセスできる。アプリケーションを起動する以外のLaunchyの使い方についてはここ(英文)で説明している。
「Revo Uninstaller」(英文)などの超便利なアンインストールツールで、ランニングプロセスも含めて必要なくなったプログラムを削除する。
無料の「CCleaner(英文)」(「crap cleaner」の略)は、ディスクスペースを開放し、不要なファイルを取り除いてくれる包括的なPCクリーンアップツールだ。
デスクトップ検索のおかげで複雑なフォルダ構造を整理する必要はなくなったが、それでも「マイドキュメント」フォルダをやりすぎない程度に整頓する(英文)のはいいことだ。
かなり時間が経っているダウンロードファイル、電子メールの添付ファイルなどの一時ファイルはWindows Janitorスクリプト(英文)で自動的に削除しよう。
ディスクの空き容量が少なくて、何がHDDを占領しているのか分からない場合、無料の「WinDirStat」(英文)ユーティリティを使えば、HDDをマッピングして、どのファイルがスペースを食っているのかが分かる。これで不要なものを消して、スペースを開放できる。
カメラから何度も転送した写真がたくさん入ったフォルダや、何度かコピーしてごちゃごちゃになった音楽ライブラリ、家族やグループで使っている複数のファイルがある場合、たくさんの重複したファイルがHDDを占拠している可能性がある。「WinMerge」(英文)を使ってそうしたファイルを比較して統合しよう(Biz.ID WinMergeの記事参照)。
HDDからファイルを削除しても、物理ディスクにデータは残っていて、復旧プログラムで復活させることができる。データを永久に消すには、「Eraser」(英文)などの無料ユーティリティで空きスペースを空白にする。
何年も前に食べたマフィンのくずがまだキーボードに残っていたり、猫がコンピュータに体をこすりつけて毛が抜けてしまった場合、少々深いところまで掃除をした方がいいだろう。圧縮空気の入った缶と、コンピュータを分解する時間があれば、内部に残っているほこりやゴミを取り除ける(英文)。
ほかの方法がすべてうまくいかなかった場合、究極のPC掃除法はHDDをフォーマットしてWindowsをインストールし直す(英文)ことだ。手早く済むプロセスではないため、終わったときにWindowsパーティションイメージを保存しておけば、次に再インストールするときに手間が省ける。
この記事は、Lifehackerの発行元である米Gawker Mediaの許可を得て、アイティメディア株式会社が翻訳したものです。翻訳責任はアイティメディアにあります。