前回は、AndroidスマートフォンからiPhoneへアドレス帳を移行する方法を紹介したが、Googleアカウントを利用する方法もある。さらに、「iOS 7」ではより簡単にアドレス帳を移行できるようになっているので、iOS 5〜6の場合とあわせて紹介しよう。
iOS 7を使う場合は、「Gmail」を登録するとGoogleアカウントとひも付いた連絡先がiPhoneの「連絡先」アプリに同期される。ホーム画面で「設定」→「メール/連絡先/カレンダー」→「アカウントを追加」→「Google」と操作し、「名前」「メールアドレス」「パスワード」を入力する。初期状態で連絡先は同期される設定になっているので、右上の「保存」をタップすれば作業は完了だ。オン/オフで連絡先の同期/非同期を切り替えられる。
iOS5〜6の場合も、同じくGoogleアカウントを利用し、新しく「CardDAV」アカウントを追加する。基本的にログインすると自動で同期してくれるが、iOS 7より作業工程がやや多い。ホーム画面の「設定」→「メール/連絡先/カレンダー」→「アカウントを追加」→「その他」→「CardDAVアカウントを追加」と操作し、サーバに「google.com」、ユーザー名にGmailのメールアドレス、パスワードにGmailのパスワードを入力する。これでGoogleアカウントと連絡先アプリが同期される。
iPhoneにはほかにも「Microsoft Exchange」を使った移行方法もある。ただ、この方法では同期に時間がかかったり、上手くいかったりする場合もあるので、やはりGmailやCardDAVを使った方法が便利だろう。
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