KDDIは9月19日、原宿にある同社のデザイニングスタジオで「iPhone 6」「iPhone 6 Plus」の発売記念イベントを開催した。KDDI 田中孝司社長が登壇したほか、松岡修造さん、福士蒼汰さん、でんぱ組.incらが応援に駆け付けて会場を盛り上げた。
NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルから一斉に発売されるiPhone 6とiPhone 6 Plusだが、田中社長は「一番の差別化要因はネットワーク。auのネットワークは800MHz帯のプラチナバンド、2.1GHz帯と800MHz帯を束ねたキャリアアグリゲーション(CA)、2.5GHz帯のWiMAX2+の“全部入り”で、自信を持っている」と胸を張った。
当日記者たちに「デジラ」が描かれた2つのパンが配られたが、そこにもネットワークに関するメッセージが込められていた。「クリームパン(Cream)とアンパン(Anko)はCAを、2個セットでWiMAX2+を表している」(田中社長)ということだ。
会場では8時の発売に合わせ、カウントダウンが始まった。iPhone 6/6 Plusの購入者第1号はそれぞれゲストたちからTシャツにサインをもらえるというサプライズがあった。
田中社長によると、「iPhoneの予約状況は昨年度比で大幅にアップした。iPhone 6の方が予約者数は多いが、在庫状況はiPhone 6 Plusの方が厳しいかもしれない」という。キャリア3社が激しい攻防を続けている下取り競争については、「他社の動きに応じて対抗策を打っていく」と話した。
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